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BTOパソコンはカスタマイズできて安い!
デスクトップやノートパソコンは色々なメーカーから販売されています。そのメーカーを大きく分類すると以下の2つに分けることができます。
大手PCメーカー
BTOパソコンメーカー
大手PCメーカーとはSONYのVAIO、パナソニックのLet’s Note、NEC Lavie等があります。一方、BTOパソコンメーカーはドスパラ、Mouse、パソコン工房等があります。
どちらも同じパソコンを製造・販売しています。ではどんな違いがあるのでしょうか。
カスタマイズの範囲に大きな差が
まず決定的な違いがカスタマイズです。大手PCメーカーはほぼ決まったモデルをそのまま購入します。家電量販店で購入したらパーツのカスタマイズは不可能です。通販で購入したとしても、せいぜいメモリとストレージの容量を変更できるくらいです。
しかしBTOパソコンは細かいカスタマイズまで可能です。CPU、グラフィックボード、電源ユニット、CPUクーラー、CPUグリス、ケースファン等まで指定できます。
だから通常のパーツ構成をカスタマイズすることにより高性能、静音化、電源効率改善、熱対策などを施せます。自分の好きなようなパソコンに仕上げることができるメリットがあります。
BTOパソコンのほうが高性能
あなたがオンラインゲームをしたい、動画編集をしたい、3DCGをモデリングしたいと思うならBTOパソコンをおすすめします。大手パソコンメーカーではこれらのことはできません。
なぜなら性能に大きな違いがあるからです。大手パソコンメーカーは基本的にノートパソコンばかりを販売しています。そしてノートパソコンの用途はネットサーフィン、動画視聴、Office編集くらいしか想定していません。
例えばオンラインゲームをするならグラフィックボードというパーツが必要不可欠です。大手パソコンにはグラフィックボードは搭載されていませんし、カスタマイズで搭載することもできません。さらに言うなら、電源ユニットの容量不足やPC本体のスペースが狭くて、自分であとからグラフィックボードを追加することもできません。
BTOパソコンなら高性能なCPUにして、グラフィックボードを搭載して、大容量メモリにすることが可能です。ゲーミングPCと呼ばれるゲーム用デスクトップやゲーム用ノートパソコンも販売しています。だから高性能なパソコンがほしいならBTOパソコンを選んでください。
BTOパソコンのほうが安い
「オンラインゲームはやらないから性能にはこだわらない。とにかく安いパソコンが欲しい。」という方は、BTOパソコンか大手メーカーのパソコンで迷うでしょう。
しかし明らかにBTOパソコンのほうが安いです。私が最近家電量販店でノートパソコンを見ていたら、とあるスペックで13万円のモデルがありました。そのパーツ構成を見て驚きました。あまりにも高額なのです。
帰宅してからBTOパソコンのサイトを調べたら、同じスペックで7万円のノートパソコンを見つけました。決して珍しいケースではありません。ちょっと調べたらBTOパソコンのほうが遥かに安いことに気付くはずです。
薄型・軽量のノートパソコンは大手のほうがおすすめ
ここまでBTOパソコンばかりが優勢ですが、大手メーカーのパソコンが勝っている点もあります。もしもあなたが薄型・軽量のノートパソコンが欲しいなら、大手のほうがおすすめです。
大手パソコンメーカーは開発に莫大なコストをかけています。ケースもパーツもオリジナルで、軽量にとことんこだわっています。CMでよく最軽量とか最薄なんてキャッチコピーを見かけますが、あれはすべて大手パソコンメーカーです。
BTOパソコンメーカーはパーツを集めて組み立てるので、そこまでのコストはかけていません(それがBTOパソコンの安い理由に繋がります)。
ただ、薄型や軽量なノートパソコンってほとんどありません。自宅で使うなら気にしないでしょうけど、毎日持ち運ぶのなら軽くて薄いほうが嬉しいですよね。それなら素直に大手のノートパソコンを選びましょう。