※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
パソコンがほぼエンコード専用機みたいになっている人って実はたくさんいます。最近のエンコード事情は色々変わっていて、昔のようなソフトウェアエンコードよりもハードウェアエンコードのほうが主流になってきています。
今だとインテルCPUのQSVとNVIDIAグラフィックボードのNVENCによるH.265のハードウェアエンコードに人気が集まっているように感じます。どちらも高画質ながら高速ですからね。
QSVにするにしてもNVENCにするにしてもパーツのスペックが低いとエンコードが遅いだけでなく、画質も悪くなってしまいます。ではどんなパーツを選べばいいのでしょうか。
エンコード用パソコンの選び方
QSVならコア数を重視したい
今はQSVが一番人気だと感じています。インテルCPUさえあればいいので使い勝手がいいですよね。今から新しくパソコンを買うなら最新の第七世代がおすすめです。
世代が変わるごとにアーキテクチャが最適化され、旧世代のCPUよりも高画質・高速なエンコードが可能になっているからです。
もう1つ気を付けたいのがコア数・スレッド数です。エンコードはマルチスレッドで処理したほうが圧倒的に高速になるため、コア数が多いCPUを選んでください。
最低もCore i7-8700は欲しいところです。本気でエンコードをやっている人は8コア16スレッドのCore i9-9900Kや10コア20スレッドのCore i7-6950Xを選んでいます。
NVENCならGTX2070
グラフィックボードは高価格になるほど高性能で、ゲームが滑らかになるだけでなくエンコードの処理も高速化されます。しかもNVENCを選ぶということは、ゲームをプレイするのではないでしょうか。
ゲームをしながらNVENCを使うならグラフィックボードのパワーが求めれるので、ハイスペックなRTX2080がおすすめです。さらに上位のRTX TITANを選ぶ人もいますが、コスパを考えるとRTX2070やRTX2080Tiのほうがおすすめです。
メモリは16GB以上
エンコードにはメモリ容量も重要です。メモリ不足になると画質が落ちます。これは本当のことで、私が目折り8GBで試しにエンコードしてみたら、結構なノイズが乗って驚きました。そこでメモリ16GBにしたら一気に綺麗になりました。
だからエンコードをだけする場合でも、ゲームをしながらCPUエンコードするにしてもメモリは16GB以上をおすすめします。16GBはあくまでも下限の容量です。重いゲームをプレイしながらがっつりエンコードしたいなら32GBは欲しいです。
エンコードにおすすめのBTOパソコン
BTOパソコンならCPUを高性能にしたり、グラフィックボードを基準に選ぶことも可能です。その辺にある低スペックなメーカー製PCとは大違いです。だからエンコードのためにパソコンを以下のBTOパソコンをおすすめします。
ドスパラ GALLERIA ZA9C-R48S
ドスパラの最強ゲーミングPCです。4Kにも対応できるハイエンドな性能が魅力です。CPUはCore i9-12900K、グラフィックボードはRTX4080なので、ゲームを最高画質で遊べるのもいいですね。
QSVもNVENCも選べるので、私なら重いゲームをしながらCPUでエンコードします。4コアだと重くなったり画質が落ちたりするので、超高速にしたいなら8コア以上にするのがおすすめです。
ドスパラ Monarch GE
「ゲームはしない。エンコードだけでいい。」なら高性能なグラフィックボードは不要です。QSVのことだけ考えればいいです。そんな要望にもドスパラならしっかり答えてくれます。
このデスクトップにはグラフィックボードが入っていない代わりに、CPUがかなり高性能なCore i7が採用されています。12コア20スレッドながら独立させてエンコードするには十分な性能です。なにより激安なのが嬉しいです。
ドスパラ GALLERIA UA9C-R47-C
CPUエンコードを爆速にするなら、このデスクトップがおすすめです。ゲームをするにもエンコードをするにもぴったりなスペックです。
グラフィックボードはRTX4070でちょうどいいですし、CPUは24コア32スレッドのCore i9-14900KFです。重いゲームをしながらエンコードは無理ですが、別途エンコードさせるなら最適です。