パソコンの保証は自然故障と物損故障の違いに要注意

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パソコンは高い買い物です。だからこそ保証のしっかりしたメーカーで購入したいものですよね。でもその保証には大きく分けて2つの種類があることを知っていますか?

保証の条件によっては故障したのに無料で修理してくれないかもしれません。パソコンを購入してから公開しないためにも、保証の誓いについて理解しておきましょう。

自然故障と物損故障

パソコンでもスマホでも故障の原因は2つに分類されます。ひとつは自然故障、もうひとつは物損故障、あるいは事故故障です。

自然故障は言葉通り、「自然に壊れた」ことを意味します。物損故障は外的要因やユーザーの行動が原因で故障したことを意味します。例えば飲み物をパソコンにこぼして壊れたら物損故障です。

どちらなのかの判断はメーカー次第

自然故障と物損故障の違いはシンプルのように思えますが、実際にはかなり複雑です。なぜならパソコンメーカーごとに自然故障の定義が異なるからです。

条件が非常に緩く、ほとんどの故障に対して無料修理してくれるメーカーもあれば、ちょっとソフトウェアをアップグレードしただけで無料修理の対象外にしてしまうメーカーもあります。

私が知っている例だと、ゲーミングPCを購入してグラフィックドライバをアップデートしただけで保証対象外となり、その後勝手に不具合が発生したとしても物損故障として扱われてしまったことがありました。

この辺りの条件はパソコン購入前に表示される規約に記載されているのですが、それを読んでも完全に理解することは難しいです。パソコンメーカーごとに修理に関する評判を調べるくらいしか手がありません。

物損故障も無料修理してもらう方法

多くのBTOメーカーは1年間の無料保証がついてきます。この無料保証は自然故障を対象にしたものです。しかし延長保証や別途保証サービスに加入することにより、物損故障も保証対象にしてくれます。

主要なBTOパソコンメーカーだと以下のとおりです。

ドスパラ セーフティサービスに加入すると物損故障も対象に
mouse 物損故障は保証対象外
パソコン工房 物損故障は保証対象外
ツクモ 3年以上の延長保証に加入すると物損故障も対象に

ドスパラは延長保証にしても自然故障しか対象にならないため、別途セーフティサービスに加入する必要があります。購入時のカスタマイズ画面に書いてあるのでよく読んでください。

mouseとパソコン工房はどうやっても物損故障は無料修理してくれないみたいです。

ツクモは一番優秀で、3年以上の延長保証にするだけで物損故障もカバーしてくれます。パソコン初心者にはとても優しいメーカーです。だからこそ毎年ユーザーアンケートによる人気ランキングでツクモが1位を獲得し続けているのでしょう。

それぞれの保証の詳細については以下の公式ページをご覧ください。

>> ドスパラ「セーフティサービスについて」

>> mouse「1年間~3年間 定額保守サービス」

>> パソコン工房「安心のパソコン保証」

>> ツクモ「eX.computer延長保証」