漫画やイラストなどお絵描きするのにおすすめのBTOパソコン

漫画やイラストのお絵描きする人は年々増えています。Pixivやニコニコ静画に毎日膨大な量のイラストが投稿されていますよね。それらを見て「自分もお絵かき始めてみよう!」と思う人もいるのではないでしょうか。

でも今のパソコンでしっかりしたお絵かきができますか?本気で上達したいなら、お絵かきのために作られたクリエイター向けBTOパソコンを使いましょう。

どのソフトウェアを使うか

お絵かき用ソフトはたくさんあります。それぞれ得意不得意があり、性能も異なります。例えばグラデーションを塗る機能があったりなかったりしますし、重さも違ってきます。

イラストを描くならPhotoshop、SAI、Painterが人気です。漫画にはクリップスタジオが圧倒的人気ですね。この中で軽いのはSAIです。逆に高機能でちょっと重いのがPhotoshopです。プロは大体Photoshopを使っています。

お絵かき用BTOパソコンのパーツの選び方

でも基本的にはBTOパソコンのどのパーツを強化するとサクサクになるかは一緒です。パーツの選び方を解説していきます。

ノートよりもデスクトップのほうがおすすめ

パーツの前にパソコンの種類の話です。パソコンにはデスクトップとノートがあります。ノートでお絵かきしたい人もいるでしょうけど、絶対にデスクトップを選んでください。

デスクトップのほうが高性能でコスパがいいというのも理由です。しかしそれ以上に画面の広さに歴然とした差があります。ノートだと最大でも17インチしかありません。デスクトップなら23インチ以上が人気です。

画面が狭いと作業領域が狭くて、お絵かきしにくくて仕方がありません。全体像の把握も困難です。でもデスクトップならデュアルディスプレイにするのも簡単ですから、参考資料と右のモニターに、Photoshopを左のモニターにするなんてこともできます。

また液晶モニターの表示の綺麗さもデスクトップのほうが優秀です。そもそもノートPCの液晶モニターってあまり表示が綺麗ではありません。自分がOKだと思った色も他の人の液晶モニターでは汚かったり、印刷したら全然違う色になるなんてことがよくあります。

パーツで最重要なのはメモリ

どのお絵かき用ソフトでもメモリが最重要です。特に解像度やキャンパスサイズの大きいイラストや漫画を制作するためにはメモリが大容量でなければカクカクして、まともにお絵描きできません。

どのお絵かき用BTOパソコンも最低で8GB搭載していますが、私の経験では8GBではまったく足りません。SAIならまだしもPhotoshopやPainterを使うなら最低でも16GB、できれば32GBは欲しいです。32GBにしてからストレスが随分と減りました。

だからお絵かきのためにBTOパソコンを買うなら、初期構成がメモリ8GBだったとしても16GBや32GBに増やすことをおすすめします。ソフトの起動ソフト、ファイルの読み込み・保存、拡大縮小の滑らかさ、フィルター反映速度などすべてにおいてメモリ容量が影響します。

ストレージにはSSDを入れよう

安いBTOパソコンだとストレージがHDDだけ、なんてことがあります。HDDだけのパソコンなんて買う価値も使う価値もありません。絶対にSSD + HDDの構成にしてください。

SSD + HDDの構成ならSSDにWindowsが搭載されるのですべてがサクサクになります。具体的には3〜5倍は高速になります。さらにお絵かき用ソフトをSSDにインストールすることにより、ソフトが一瞬で起動しますし、大きなファイルの読み込みも数秒で完了します。

グラフィックボードはあったほうがいいけど必須ではない

クリエイター向けPCにはQuadroという種類の高級グラフィックボードが搭載されていることが多いです。しかしながら漫画やイラストのようなお絵かきにはQuadroは必要ありません。

そもそもQuadroはOpenGLの3Dのためのグラフィックボードです。2Dであるお絵かきに使用してもほとんど効果がありません。ただし印刷を前提とした10ビットカラーを使うプロはQuadroを選びます。

比較してみるとわかるのですが、SAIならグラフィックボードはあってもなくても変わりません。Photoshopの場合はOpenCLをフィルターや3Dエフェクトに使用しているので、QuadroよりもGeForceのほうが高速になります。

結論としてSAIならグラボは不要。PhotoshopやPainterには安いGeForce GTXシリーズがおすすめです。今だったらGTX1050、GTX1050Ti、GTX1060あたりがおすすめです。

お絵かきにおすすめのBTOパソコン

パーツの選び方を理解したところで、漫画やイラストにおすすめのBTOパソコンを3つだけ厳選します。

ドスパラ raytrek debut! MX

お絵かきにおすすめのBTOパソコンの中でも格安なのがドスパラにあります。メモリ16GB、グラフィックボードはエントリーモデルのGTX1050とまずまずのスペックですし、イラスト制作用BTOパソコンなので初心者におすすめです。

ドスパラ raytrek debut! SLIM IM

クリップスタジオで漫画を描く人には、このスリム型デスクトップがおすすめです。スペックは高くなく、10万円以内なので激安ですが、「クリップスタジオ動作確認済み」なのでマンガ制作にぴったりです。

ドスパラ raytrek debut! LC-M P600

印刷するプロはカラーマネージメントが欠かせません。RGBではなくCMYKを使わなければいけませんし、印刷したときの色表現まで考える必要があります。その際には10ビットカラーに対応したQuadro搭載BTOパソコンを使うのがスタンダードです。カラーの同人誌を本気で書いてみたいなら、このデスクトップがおすすめです。