BTOメーカー評価・評判

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BTOパソコンメーカーごとにそれぞれ特徴があります。カスタマイズを細かくできるところが長所だったり、あるいは価格の安さが最大のメリットだったりと、どのBTOメーカーでパソコンを買うかによって性能、静音性、耐久性、価格が大きく異なってきます。

ではあなたが買おうとしているBTOパソコンのメーカーはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。個人的な評価と世間からの評判をまとめてみたのでぜひ参考にしてください。良い評判だけでなく悪い評判までも調査しています。

BTOメーカーの特徴と選び方

BTOメーカーはサポート体制や商品ラインナップなど様々な違いがあります。価格だけでなくサポート体制がいかに充実しているかも購入時のポイントの一つです。今回はBTOメーカーの特徴と選ぶときに参考になる一押しメリットをご紹介します。

大手BTOメーカーは6つ

秋葉原系のパソコンショップ以外にもオンラインや実店舗で購入できるBTOメーカーは6つあり、それぞれ特徴があります。

ドスパラ

全国展開ではないものの都市圏を中心に実店舗でも購入できます。購入後も店舗へ持ち込んで修理依頼が可能です。構成はOS未搭載にできるため買い換えユーザーは購入費用を抑えることができます。

SSDやHDDのストレージはメーカーや型番が一部記載されていますが、他のパーツは記載がなく詳細が不明です。修理は月額980円からクリーニングなどのアフターケアが付くタイプと価格の10%の掛け金で3年間に延長できるタイプから選択できます。延長保証の譲渡はできません。

パソコン工房(iiyama)

全国展開の実店舗があり、ネット価格と店舗価格が同じなため価格を比較しやすいという特徴があります。もちろん店頭へ持ち込んで修理可能です。ドスパラより店舗が多く転勤族でも安心して購入できます。構成はOS未搭載が選択でき、ゲーミングパソコンには関係ないもののMicrosoft Officeが他のBTOメーカーより安く追加することができます。

さらにウェスタンデジタルの高耐久HDDが選べる他、マザーボードの型番が公開されています。保証は価格の15%の掛け金で4年間まで延長できます。保証の譲渡については記載がありません。

FRONTIER

実店舗はありませんが、全国に多くの店舗があるヤマダ電機で購入可能かつ修理受付もヤマダ電機で可能です。ヤマダ電機で購入する場合はネット価格より高い場合がありますが、ポイントがつくため複数台購入する際は会計を分けてお得に購入できるという特徴があります。他にもOS未搭載モデルはヤマダ電機でしか購入できないという違いがあります。

パソコン工房同様に高耐久HDDが選べる他、マザーボードはメーカーだけ公開(ASUSかASROC)されています。CPUクーラーは型番が明記されているため冷却性能をチェックできます。保証は掛け金1万円で3年間、2万5千円で3年間のオンサイトをつけることができます。オンサイトは故障の際に自宅までサービスマンが訪問し現地で修理対応してもらえるため修理日数が短いことが特徴です。しかしHDDは保証を延長しても1年間しか保証されません。保証の譲渡について記載がありませんでした。

TSUKUMO

都市圏に直営店がありますが、ヤマダ電機の一部店舗でも購入可能です。修理は直営店へ持ち込みか直接発送する必要があります。各オンラインゲームごとに推奨構成が選びやすいことが特徴で、初心者でも安心して購入できます。

構成はOS未搭載は選べず、マザーボードとHDDと電源ユニットの型番が公表されています。基本パーツの型番が分かるためパソコンを自作したときとの価格比較もできます。保証は数千円で3年間に延長可能で、保証の譲渡はできません。

MOUSE(G-TUNE)

店舗は都市部に数店舗しかありませんが、修理持ち込みは全国のパソコン工房でも可能です。構成はOS未搭載は選べず、パーツの型番は公表されていません。BTOメーカーの中で一番情報公開が少ないため購入レビューなどを調べる必要があります。保証は掛け金1万円で3年間、1万5千円で3年間のオンサイトとオンサイトが選択できるBTOメーカーの中では最安です。

Sysom

ネット販売のみで店舗がありませんが、構成パーツのすべての型番が公表されているため信頼性も高く、自作パソコンを組む際も参考になります。OS未搭載モデルが選択でき、放熱性能の高いヒートスプレッダー付きメモリも選択できる数少ないBTOメーカーです。保証は本体価格5%の掛け金で3年間に延長できます。保証の譲渡については記載がありません。

BTOメーカーはアフターケアで選ぶ

いざという時に店舗へ持ち込んで相談できると修理日数を短縮しやすく送料も節約できます。そして構成パーツの型番が分かると安心して購入できるのはもちろん、購入後にユーザーでアップグレードするに際スペック比較しやすいため重要なポイントです。長期保証はBTOメーカーの保証だけでなく、クレジットカードの家電保証や他の保険サービスとも活用できるためオンサイトが必要かどうかだけで判断できます。

このように価格だけでなく目に見えないアフターケアを比較することで、購入後に故障した際のコストや修理日数を削減することができます。またユーザーとしては詳細が分からないパーツ構成よりも詳細な情報を調べられる構成の方が安心して購入したり、いざというトラブルの際も原因を探しやすいというメリットがあります。

BTOパソコンメーカーの評判の見分け方

BTOパソコンメーカーの評判を調べてみると、良い評判もあれば悪い評判もあります。しかしそれらを鵜呑みにしていいのでしょうか?

各社のBTOパソコンを使ったことがある私からすれば、「何言ってるんだこの人」と感想を抱く評判が大半です。その理由を解説します。

人気のBTOパソコンメーカーほど悪い評判が多くなる

悪い評判をたくさん見かけたら、「このメーカーで買わないほうがいいのかな」と不安になるでしょう。その気持ちはよくわかります。でも母数と割合を考える必要があります。

というのも、人気のBTOパソコンメーカーとマイナーなメーカーでは、パソコンの販売台数は10倍以上も違います。例えば月1000台のBTOパソコンを販売するメーカーAと、月10000台のメーカーBがあったとしましょう。

買った人の1%が良くないと判断して悪い評判を書き込んだとしたら、メーカーAには悪い評判が10個付き、メーカーBは100個付きます。

そしてなんとなくBTOパソコンメーカーの評判を調べてみて、「うわ、メーカーBはメーカーAより10倍も多く悪い評判が多いな」と思うのはいいですけど、メーカーBは酷いなんて判断するのは明らかに間違っています。

典型的なのがドスパラです。ドスパラは他社よりも圧倒的にBTOパソコンの販売台数が多く、人気の差も凄まじいです。Googleの検索回数を調べればわかりますが、知名度からして大きな差があるのです。

だからドスパラは良い評判も大量に見つかりますし、同じように悪い評判も目立ちやすいです。良い評判も悪い評判も少ししかない他社よりも品質が悪いなんて、短絡的に考えるのはおかしいですよね。

悪い評判が悪い評判を生む

人は良い評価よりも悪い評価を書きたくなるものです。BTOパソコンは普通に使えて当たり前ですから、「買ってよかった」んあて書き込む人はあまりいません。

逆に不満に思った場合に悪い評判を書き込むことのほうが多いです。ここまでは自然なことなんですが、問題は使ったこともないのに適当な評判を書く人です。

  • あそこのBTOパソコンメーカーは評判が悪いらしいよ
  • 粗悪なパーツを使っているらしいよ
  • サポート対応が悪いらしいよ

これらはただの噂です。決してその人が実際に使って抱いた感想ではありません。もし本当にそのメーカーのBTOパソコンを買ってすぐに壊れたという人が書き込んだ感想ならとても参考になります。でも使ってもないのに知ったような顔で適当な評判を垂れ流す人は害悪でしかありません。

だからあなたがTwitterやWEBサイトでBTOパソコンメーカーの評判を調べる際には、その人が本当に体験したことなのかどうか注意してください。

ちなみに私はARK、DELL、Frontier、mosue、STORM、パソコン工房、サイコム、ドスパラのBTOパソコンを使ったことがあります。その実体験をもとにBTOパソコンメーカーの評価をしているつもりです。