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最近はゲーミングギアに参入する企業が増えましたが、家電量販店で見かけるのは伝統的なメーカーばかりですよね。
キーボードが急に故障した場合には、こうしたメジャーなメーカーのキーボードを買わざるを得ません。
正直なところ、どこのメーカーも大差ないと感じると思うのですが、調べてみると各社それぞれに特色があります。
そこで今回は、比較的簡単に入手できるゲーミングギアメーカー各社の特色をまとめてみました。
1. ロジクール(Logicool)
ロジクールは1981年にスイスで設立され、初めての成功をマウス製品で収めました。その後も幅広いコンピュータ周辺機器で知名度を高め、特にゲーミングデバイス分野で優れた製品を提供しています。
ロジクールを日本企業だと勘違いしている方が結構いるのですが、実は外資企業です。個人的にはキーボードというよりもマウスが強い企業ですね。
しかし「G Pro X Mechanical Gaming Keyboard」のように ホットスワップ可能なメカニカルスイッチモデルを販売するなど、キーボードでもそこそこ頑張っています。
近年はGシリーズを中心に独自軸(Rommer-G)なども手掛け、それなりに安くて使いやすいゲーミングギアが増えている印象。実は私が最近見直しているメーカーでもあります。
2. サンワサプライ(Sanwa Supply)
1981年に設立されたサンワサプライは、手ごろな価格で高品質なパソコン周辺機器を提供している日本を代表するメーカーです。
1980年代にパソコンの普及とともに成長し、マウスやキーボード、ディスプレイなどが主力商品となりました。企業向けのオフィス向け機器から個人消費者向けまで、広範な市場に展開したことが成功要因でしょうか。
インターネットの普及後はオンラインでの販売を拡大。何だかんだと、いつもどこにでも置いてあるのはサンワサプライだったりします。
SKBシリーズに代表されるシックなメカニカルキーボードは、地味ですが安定性の高さが魅力です。
3. バッファロー(Buffalo)
バッファローは、1975年に日本で設立され、当初は計測機器の販売から事業をスタートしました。その後、80年から徐々にパソコン周辺機器のメーカーとして発展。
データストレージ製品、特にハードディスクドライブの分野に進出し、急成長しました。近年はルーター関連が強いイメージですね。定番商品がいくつもあります。
実はバッファローを含めるかかなり迷ったのですが、「家電量販店ならどこにでもある」という条件で外すわけにはいかないかなと。
私の認識が正しければ、バッファローは現在、メカニカルキーボード市場から撤退しているはず。しかし過去にはBKBCシリーズなど定番のキーボードがありました。
今後ゲーミングキーボードに参入する可能性があるのかはわかりませんが、老舗メーカーだけに頑張ってほしいですね。
4. エレコム(Elecom)
エレコムは1971年に設立され、通信機器および周辺機器の製造および販売を主な事業としていました。当時から、高品質な製品と革新的なデザインに焦点を当て、市場での地位を築いていきました。
国内のメジャーなゲーミングギアメーカーの中では一番の老舗かもしれません。ここ20年程で急成長したイメージがあったのですが、この点は意外です。
ロジクールはマウス、バッファローはストレージとネットワーク機器、エレコムはキーボードが強いイメージですね。
メカニカルはもちろん、無線のコンパクトなキーボードなども多数手がけていて、実は入手性と使い勝手では国内一ではないかと思っています。
現在、エレコムは5000円未満の安価なメカニカルキーボードを販売していて、それなりに売れているようです。特にECTKシリーズは、4000円ちょっとで買えるメカニカルとしてはなかなか優秀だと思います。非常用のゲーミングギアとしては、重宝しそうですね。