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近年ではクラウドサービスが先鋭化したことで、ディスク媒体の需要が下がり、ノートPCには光学ドライブが搭載されないモデルもかなり増えてきました。ゲーミングPCに光学ドライブを搭載する必要はあるのでしょうか。今回は、光学ドライブを搭載するメリットとデメリットについて解説します。
光学ドライブを取り付ける必要がない理由
昨今のPCゲーム業界はパッケージ販売が縮小傾向に
Steamの台頭により、PCゲーム販売数のシェアはDL販売が圧倒的な割合を誇っています。インディーズゲーム界隈では、直接頒布するという都合上根強くパッケージ販売が続けられていますが、「PCゲームを遊ぶには光学ドライブが必須」の時代は終わりを告げたと考えてよいでしょう。
使う機会が少ないため、外付けドライブで充分
前述のとおり、光学ドライブを使用する機会が減っているため、必要になった場合はその都度外付け光学ドライブを取り付ける程度で充分間に合ってしまいます。便利ではありますが、必要ではなくなったというのも時代の流れといえるでしょう。
光学ドライブを取り付ける必要がある理由
映画やアニメのDVD、BDを鑑賞する
デスクトップPCですと、ディスプレイで映像作品を鑑賞する場合もあるでしょう。そうした時に外付け光学ドライブでは読み込みに時間がかかる場合があります。ドライブを搭載しておくとディスクの交換がスムーズになりますので、光学ドライブの使用頻度が多い方は基本的に光学ドライブを搭載するべきであるといえます。
無線LANアダプタなど、周辺機器セットアップ用のディスクが再生できない
以外に困るのが、無線LANアダプタやペンタブレットなどの周辺機器をインストールする時。近年の機器はほぼインターネットからインストール用のアプリケーションをダウンロードできるのですが、やはりディスクからインストールした方が何かとラクですし確実です。
もし、誤ってアンインストールした際など、面倒なことになります。
リカバリディスクが作成できない
BTO PCであれば、まず光学ドライブ非搭載の機種だとリカバリディスク、バックアップディスクの作成ができません。最悪、OSが破損した際に復旧する手段がない、というケースにもなりかねません。もしもの事が起こった場合、光学ドライブがなければ非常に面倒な手順を踏んで復旧することになります。
デスクトップPCの場合、あって困るものではない
結論から言うと、デスクトップゲーミングPCの場合、光学ドライブは搭載しておくべきといえます。あって困るものではありませんし、そもそも大抵のマザーボードには5.2インチベイが搭載されていますので、特に理由がなければ搭載することになるでしょう。ノートPCのように持ち運ぶこともしないので、取り付けておいたほうが何かとスムーズです。
逆に、ゲーミングノートでは光学ディスクはほぼ搭載されていません。必要になった時に外付け光学ドライブを使う程度で問題ないでしょう。
光学ドライブは搭載すべきか、そうでないかというのは人のライフスタイルによって全く異なります。用途にあったチョイスをしていきたいですね。