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せっかく購入したBTOパソコンでも、定期的な掃除を怠ってしまえばその価値は薄れてしまいます。場合によっては予期せぬ故障やシャットダウンを引き起こし、トラブルのもとになるのです。
今回は清掃方法や、清掃を怠った場合に起こりがちなトラブルを紹介していきます。
パソコンの清掃方法とは?まずはバックアップを!
パソコンを清掃する場合、まずは環境自体のバックアップをとっておきましょう。これは、誤ってケーブルを挿してしまったり、パーツの付け忘れてしまったりという場合に備えて、現状の環境を保存しておくことです。
実際には、バックアップデータを使用することは殆どありませんが、対策しておくに越したことはありませんからね。
BTOパソコンを清掃するときは、まず前面や底面などに設置されているフィルターから始めていくと良いでしょう。
フィルターには吸気と排気によってホコリが溜まりやすく、これがエアフローの悪化をもたらして冷却能力をダウンさせてしまうからです。エアダスターや除電ブラシなどを使い、ホコリをきれいに取り除きます。
次にPC内部です。特に汚れやすいファン周りやCPUクーラーは入念に掃除しておきたいところ。(こういう時「裏配線!配線が綺麗なBTOパソコン」を使っておくととても便利だと実感でできます。)
こちらもいったんマザーボードから取り外したうえで、エアダスターやブラシを使っていきます。
ここで注意したいのが「静電気」です。PCパーツ、特にメモリやCPUは非常に静電気に弱く、「パチッ」と鳴った瞬間に使用不能に陥ることもあります。事前に体の静電気を取り除いてからパーツに触るようにしてください。
BTOパソコンを清掃しないで放置するとどうなる?
ここで、パソコンの清掃を怠った場合のデメリットを紹介していきます。思ったよりも深刻な事態を招くことがあるので注意してくださいね。
パソコンの清掃を長いことせずに放置しておくと、フィルターやファンにホコリが蓄積していきます。これによってCPUやメモリ、グラフィックボード、電源が冷えにくくなっていきます。
そうすると、いわゆる「熱暴走」を起こす原因になりがちです。熱暴走の大半はホコリによるエアフローの悪化か、不適切なオーバークロックが大半ですからね。
熱暴走は、PC自体の処理能力を低下させてしまうばかりか、予期せぬシャットダウンを頻発させてOSを不安定にします。また、予期せぬシャットダウンが頻発することで、PCパーツ自体もダメージを負ってしまう可能性すらあるのです。
特に夏場は室温自体が上がりやすいことからエアフローの確保は重要で、本格的な夏に突入する前の清掃は、BTOパソコンを長持ちさせる秘訣のひとつと言えるでしょう。
3か月程度を目途に定期的な清掃を!
使用する環境にもよりますが、パソコンは3か月程度を目途に定期的な清掃を心がけましょう。パーツをすべて外す必要はなく、フィルターとファンのみの清掃でも十分に効果があります。
定期的な清掃はPCにかける負担を減らし、結果的に寿命を延ばしていきますからね。ホコリが固く凝固して空気をシャットアウトしてしまわないよう、注意してください。