PCケースを選ぶときのチェックポイント

PCパーツの選定時に意外と迷ってしまうのがケースです。特にパソコン初心者の場合は、どのケースにどんな違いがあるのかが分かりにくいものですよね。

そこでPCケース選びのポイントを、まとめて紹介していきます。

PCケース選びのポイント3つ

PCケースは大きさや形、材質、ファンの設置タイプや数によって本当に様々です。しかし、BTOパソコンを購入するのであればある程度重要なポイントは決まってきます。

そのポイントは大きく分けて3つです。

静音性

自作PCで問題になりがちなポイントして、騒音があります。ファンの騒音や、ケース本体の振動によって騒音が発生すると、長時間の使用がつらくなってくるもの。

よって、静音性の高いPCケースは、BTOパソコンにおいて非常に重要なポイントです。静音性の高いPCケースの特徴は、「剛性が高い」「密閉性が高い」という2点に集約できます。

剛性とは本体そのものの「歪みにくさ」と考えば良いでしょう。この剛性が低いと、細かな振動によって「ビビり音」が発生し、それが騒音のもとになります。

また密閉性が低いと、ファンの回転音がケースの外に漏れだしてしまい、これも騒音になるでしょう。密閉性が高いと内部が高温になるのでは?と感じる方もいるでしょうが、これは次のエアフローの項で解説します。

エアフロー

PCケースでは「エアフロー」も重要なポイントです。エアフローとは、簡単に言えば「空気の流れ」のこと。空気の流れがしっかりと確保されていなければ、各PCのパーツが冷えず、せっかく設置したファンも無駄になってしまうのです。

ではエアフローを確保しやすいPCケースとはどんなものでしょうか。それはある程度の密閉性と、ポイントを抑えた吸気・排気が行われていることです。密閉性を高めることで余計な空気の流れを減らし、必要な個所から空気を吸い、そして吐くという流れが確保しやすくなります。

例えば、両側面が密閉されていることで前面から吸われた空気がCPUやメモリ、グラフィックボード、電源を冷却したうえで背面から排気されます。

このエアフローにはいくつかのタイプがあり、「前面吸気で背面排気」や「前面吸気で上面排気」、場合によっては「側面ファン吸気で背面および上面排気」などもありますから、パーツの配置や好みによって選択することが可能です。

メンテナンス性の良さ

自作PCはメーカー製の既製品とは異なり、清掃やパーツの追加、不具合対策として自分でメンテナンスをしていきます。このとき、メンテナンスがしにくい構造になっていると非常に不便です。

たとえば、ホコリはフィルターをワンタッチで引き出せるようになっていれば掃除がしやすいですし、HDDの追加もネジ止めではなくトレイに差し込むタイプのほうが簡単です。

メンテナンス性に優れたPCケースは、ケーブル類の取り回しも楽になり、手を入れられるスペースが多くなりますからね。