液晶パネルの種類による使用感の違い(TN、VA、IPSを比較)

PCの中で最も人間の体に影響があるパーツといえば、液晶モニターではないでしょうか?目の疲れ具合、作業効率、肩の凝り具合、果ては偏頭痛にまで影響がでますからね。

液晶モニター選びはPCと長く付き合ううえで欠かせない要素なのです。そこで今回は、液晶モニターのパネルについて解説していきます。

液晶モニターのパネルの種類

2017年現在、市場に出回っている液晶モニターのパネルは、主に3種類です。

  • TN(Twisted Nematic)方式
  • VA(Vertical Alignment)方式
  • IPS(In-Plane-Switching)方式

価格は、TN⇒VA⇒IPSの順に高くなっていく傾向にあります。ただし、近年ではIPS液晶も非常に安くなっているため、そこまで高級なものではありません。

筆者もPhilips製の21.5型IPS液晶モニターを使用していますが、購入価格は15000円弱でした。ちなみにこれは1年以上前の価格ですから、現在はもう少し安いかもしれませんね。

しかし、大手家電量販店などで売られている液晶モニターは、TN方式を採用していることが多いと思います。画面サイズが大きくなっても安く作ることができますからね。

それぞれの方式の特徴は?

TN、VA、IPSの3方式には、それぞれに特徴があります。もちろん、メリットやデメリットもありますから、液晶モニター選びの参考にしてみてくださいね。

TN方式

価格が安く、購入しやすい。流通量が多く、サイズによらずラインナップが豊富。ただし、視野角が狭く液晶正面から少しずれると色味が変わって、黒く見えてしまう傾向あり。

VA方式

TN方式よりもコントラストが鮮やかで、純粋な黒を表現しやすい。TN方式よりも視野角は広めで、斜めからみても色彩を維持することが多い。

IPS方式

コントラスト比や輝度、応答速度などは高くないものの、静止状態の画質は3方式の中でトップ。発色の良さと視野角の広さが魅力。

このように方式ごとに特徴がありますが、筆者のおすすめはIPS方式です。応答速度はよほどシビアなFPSゲームでもない限り、体感できるものではありませんし、何といっても画質と視野角が魅力ですからね。

また、最近ではIPS方式を採用した液晶モニターが増えていることもあり、入手が容易になったことも理由のひとつです。

液晶モニターにかけたお金は無駄になりにくい

PCパーツや周辺機器の中で、もっとも長く使うもののひとつが液晶モニターです。液晶モニターは、あまり節約しないほうが良いかもしれません。PCパーツのように世代交代がどんどん進むわけでもありませんからね。

液晶モニターをグレードアップすると、作業効率がアップし、体への負担が軽くなることから、投資が無駄になりにくいのです。快適なPC環境を構築するのなら、ぜひ液晶モニターのパネルにも注目していきましょう。