悩ましいPC電源内部の掃除・・・分解せずにゴミを取り除く方法

「PCの電源が火を噴いた!」という話は最近ほとんど聞かなくなりましたが、今でも十分にあり得る事態です。しかしPC電源内部の清掃はなかなか骨の折れる作業で、電源を分解したことがない初心者にはハードルが高いもの。

そこで電源を分解せずに内部を綺麗にする方法をご紹介します。

用意するモノは「エアダスター」と「掃除機」

PC電源を分解せずに掃除するためには、この2つが必須といえます。方法は至って簡単です。まず、PC電源内部にむかってエアダスターを噴出します。ひとしきりホコリやゴミが浮いてきたところで掃除機を当て、これらを吸い込む。

この繰り返しです。コツは1度だけでなく何度も違う角度からエアダスターを噴射することですね。ノズルもつけて、細かい部分まで小まめに噴射しましょう。

こびりついた埃は粘着力があるため、一方向からでは浮かび上がってくれません。最低4回~5回は確度を変えて噴射しましょう。

「手動ブロワー」も効果的

また、エアダスターよりも噴射力は劣りますが、手動で細かな清掃が可能なアイテムとして「手動ブロワー」があります。シリコンやゴム製の取手を握って空気を送る方式で、主にカメラのレンズ清掃に使われるものです。

HAKUBAの「ブロアープロCP KMC-32」なんかがおすすめかもしれませんね。パソコンのキーボード清掃にも使えるため、常備しておいても損はないでしょう。

「異音」や「異臭」がしなければ分解は不要

PC電源内部の清掃は、音や臭いに変化がなければ分解する必要はありません。ただし、この2つのうちどちらかが発生した場合は要注意です。下手に分解するよりも一度完全にPCから切り離し、しばらく放置して放電したあとにコンセントをつないでみるなど、様子を見るべきでしょう。

PC電源は容量を増やすために液体コンデンサを使用するのが通常で、高熱が致命的な事態を招きやすいパーツです。

基本的には内部から外部に向かって空気を放出するため、内部にゴミはたまりにくいのですが、他のパーツからの影響もあるため定期的な清掃を心がけるようにしましょう。

また、PC電源は一般的に1万時間程度が寿命になりやすいと言われます。毎日5時間~6時間使うとして4年から5年ですね。あくまで目安ですが、どんな使い方をしていても4年近く稼働している電源は買い替えを考えるべきです。

高負荷状態が続くゲーミングPCだからこそ、電源のメンテナンスには気を使っていきたいですね。もちろん電源ユニット以外のメンテナンスも必要ですから「BTOパソコンは定期的な掃除が必要!」の記事もご覧ください。