「安かろう良かろう」な品を選ぶための、低価格ノートPCの選び方

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仕事に、プライベートに欠かせないのがノートPC。高性能なゲーミングPCも良いですが、サブ機としてロースペックでも良いから安価な事務用PCが欲しいという方もいるかと思います。

今回は、予算を3~5万と仮定したうえで、安くて良いノートPCを選ぶ際のコツをご紹介します。

用途・サイズを決めよう

まずはノートパソコンを何に使うのか決めましょう。とはいっても、低価格ノートパソコンだとできることは限られてきます。文書作成やWebブラウジング、動画鑑賞などが主な用途でしょうか。写真を取り込む場合などは、それなりにストレージ(HDD、SSD)の容量に余裕を持たせておくと良いでしょう。Adobeのソフトを使用するにはさすがにスペック不足が目立つ価格帯です。

用途が決まったら、自ずとサイズも決まってきます。持ち歩くなら10~11インチ、屋内での移動がメインになる(外に持ち運ぶことが少ない)なら15インチ、持ち運びやすさと作業のしやすさを両立したいなら13~14インチが適正です。

この辺りの話は「持ち運びやすい軽量なBTOノートパソコン」で詳しく解説しています。

なるべくSSDが搭載されたものを選ぶのがコツ

よほど旧世代のCPUが搭載されているPCでない場合、同じコストをかけるならパソコンのメモリやCPUよりSSDにお金をかけたほうが快適さは増すことが多いです。SSDにOSをインストールしていると、立ち上げ速度が段違いですので、低価格でも極力SSDが搭載されているものを選びたいところ。

むしろ、低価格な分コストをかけられるパーツには限りがあるため、他をある程度妥協してでもコストをかけるなら、SSDに投資したほうがよいといえるでしょう。オフィス用途で重いファイルを取り扱わないという前提であれば、128GB程度あれば1年~2年程度は運用できます。

Inspiron 11」は、実売価格4万円を切りながら、この価格帯のモバイルノートPCの中ではトップクラスに高性能といえるマシンです。HDディスプレイにメモリ4GBは少々気になる部分ですが、約35,000円という価格帯を鑑みればこれも悪くないといえます。余計な部分を削りSSDにコストを投じた、成功例とも呼べるPCです。

事務作業であればCPUはローエンドで充分。メモリとSSDが重要

事務作業であれば、高性能なCPUは必要ありません。それよりも重要するべきなのが、さきほど述べたSSDです。SSDがひとつあるだけで作業スピードは大きくことなってきますので、重視しておきたい所。賢くノートPCを選び、快適なサブ機と巡り会えることを願っています。