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スマホの時代になってもPCはまだまだ需要があるのか、いまだに「ゲーミングPCの選び方がわからない…」といった相談を受けます。
私は常々「今は好きなように何買ってもいいと思うよ」と答えているのですが、お金を払う側からすれば少しでも納得感を高めたいわけですからね。
そこで今回は私なりに考えた「ゲーミングPCの選び方3か条」を紹介したいと思います。ちなみに「コスパ以外」で選定しています。
ゲーミングPCを選ぶ際の3か条
ということで本題です。私はゲーミングPCを選ぶ際に以下3つの基準をすすめています。
- プレイしたいタイトルの推奨スペック基準
- ケースの外観基準
- メーカーとの接点基準
以下順番に見ていきましょう。
プレイしたいタイトルの推奨スペック基準
正直なところ、これが最も満足度が高いと思います。プレイしたいタイトルが決まっていると、スペックの基準が必ずできるので、そこをベースに見積もりを取りましょう。
手順としては、
- 公式サイトで推奨スペックを確認する
- 推奨スペックの1~2ランク上のCPUとグラボを選ぶ
- 2の基準を満たしたBTOパソコンを選ぶ
という3ステップですね。メモリはとりあえず16GBにしておけば致命的なことにはなりませんし、BTOのカスタマイズなら電源もそれなりのものが設定されています。
この状態で買ってしまってもまず外れはひきません。特に「2」を守っておけば大丈夫です。あとはもう見た目で選んで良いと思いますね。
ケースの外観基準
ケースは唯一、ずっと目に触れる部分なので、大手BTOメーカーの中から最も好きなケースを基準にしても良いでしょう。
パソコン工房やドスパラは「無難でスタンダード」、ツクモやフロンティアは「高機能でエアフロー重視」な傾向があります。
個人的にツクモはケースへのこだわりが強めかなという印象です。外観が気に入れば即買いしても外れは少ないと思います。
メーカーとの接点基準
さて、意外と見落としがちなのがこの条件。メーカーとの接点とは、端的に言えば「ショップの店員とのつながり」ですね。
BTOのショップ店員は、購入意欲が高そうな客を意外と覚えています。何度か店に足を運び、いろいろ質問してみましょう。
だいたい説明がわかりやすかったり親切だったりする店員は、一度話した客のことを覚えています。なぜなら彼らもゲーミングPC愛好家であることが多く、熱心に質問してくる客に対して好意的だからです。
こういった店員とつながりを持っておくと、「新しいモデルがでそう」「正直、うちのモデルよりも他社のほうがいい」など意外なお得情報をもたらしてくれます。
実際に店員とのつながりでゲーミングPCを購入した人はかなり多く、私の知人でもこの買い方を薦めている人がいますね。
店員とつながりがあると不具合発生時にも丁寧に対応してもらえますし、何かと安心です。アナログな方法ですが「最もフィーリングが良い店員がいる店で選ぶ」というのは、意外と悪くない選択肢です。
意外と少ない「コスパ重視」
ちなみに「コスパ重視」でも良いと思いますが、そもそもそのコスパが計測できないから「わからない」と言っているので、アドバイスとしては的外れなんですよね。
また、コスパを計算しても大手BTOメーカーのゲーミングPCは、コスパの点でほぼ横一線です。同じ性能・スペックであれば価格差はせいぜい2~3%程度。
「お?やすい!」と飛びついてみても、カスタマイズしていくとほぼ同額に落ち着いたりします。この辺りはさすがよく考えられていますね。
ということで、コスパを本当の意味で計算できるのは「自作PC愛好家」、しかも中級者以上です。
初めてゲーミングPCを買う人や自作の経験がない人(パーツのグレードや価格帯、スペックに関する知識がない人)は、コスパを追及するとそれだけで疲れてしまうと思います。
コスパの計算は、上の3つをやってみて、それでも選べなかったときの最終手段でいいのかなと思います。