グラボの性能ってどうやって決まるの?

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初めてグラフィックボードを増設するとき、何を目安に購入してよいのかわからないことがあります。私もその一人でした。しかし、グラフィックボードの性能を決めるポイントは主に4つあります。

今回はその3つをまとめて解説。初めてのグラフィックボード選びのお役に立てば幸いです。

GPUの種類(製造プロセス)とコアクロック

グラフィックボードのスペック表において、まず最初に注目したいのがGPUの種類とコアクロックです。GPUはグラフィックボードの中心となる部品で、新しく製造プロセスが小さくなるごとにパフォーマンスが上がる傾向にあります。

この製造プロセス(=プロセスルール)ですが、「40nm(ナノメートル)」のように表記されています。CPUにも同様のことが言えるのですが、製造プロセスが小さくなるごとに省電力かつ低発熱で、クロック当たりの性能が良くなっていくのです。

また、こちらもCPUと同様ですが、コアクロックの数値が大きいほどに、性能が高いことを表しています。ただし、1クロックあたりの性能はGPUによってかなり差がありますので、異なる種類同士のGPUを単純にコアクロックのみで比較するのは危険です。

あくまでも、参考値として考えておきましょう。

処理能力を決めるシェーダーの数

シェーダーとは描画処理における「シェーディング(陰影に関する処理)」を担当する部分です。シェーダー数が多くなるごとに濃密かつ重い描画処理であっても、軽快に動作するような傾向があります。

最近は「統合型シェーダー」と表記されていることが多いでしょう。グラフィックボードの内部では、このシェーダーひとつひとつが処理を行うのですが、数百から数千におよぶシェーダーが並列で並べられ、一斉に処理を行っています。

ちなみにシェーダーはGPU内部にコアともいえますから、シェーダー数が1000基となれば、コアが1000個あるようなイメージです。最新のCPUでは12コア程度が限界ですから、すさまじいコア数ですよね。

このシェーダーを増やすことにより、近年のグラフィックボードは劇的な進化を遂げてきたといえます。

搭載しているメモリの量

現在大人気のグラフィックボード「GTX1060」にも3GB版と6GB版がある通り、一般的に搭載しているメモリの量が多いほど性能が高くなります。もちろん、価格もメモリ量が多いモデルのほうが上です。

ちなみに現在主流となっているビデオメモリ規格は「GDDR5」で、これはベースクロックの4倍のスピードでデータを転送できる仕組みになっています。(GDDR4は3倍)

メモリバス幅

GPUがビデオメモリとデータのやり取りを行うとき、このメモリバス幅が広いほどたくさんのデータをやり取りできます。よってメモリバス幅の数字が大きくなると、高速なデータ処理が可能になると考えて良いでしょう。

いかがでしたでしょうか。グラフィックボードの性能を決めるポイントを4つにまとめて紹介しました。これらがお互いに作用しあって、グラフィックボードの性能を決めています。BTOパソコン購入や自作PCアップグレードの際に、参考にしてみてくださいね。