後悔しないグラボの選び方、4つのポイント

グラフィックボードの増設を決心したものの、どう選んだら良いのかわからないという方はいませんか?性能にこだわると価格は際限なくあがります。かといって、頻繁に買い替えるのも面倒ですよね。

今回は初心者が後悔しないためのグラボ選びのヒントについてまとめてみました。

発色の好み

グラフィックボードがなぜ自作ファンの注目を浴び続けるかというと、人間が体感できる「色彩」に大きな影響を与えるからです。CPUの速度が多少早くなっても、正直なところそれほど使い勝手は変わりません。

しかしグラフィックボードが変わると発色が明らかに変わり、静止画や動画の鑑賞時にインパクトが増大するのです。もちろんゲーム用とでも同じことがいえます。

このように発色は非常に重要な要素で、これが好みに合わないとせっかく購入したグラフィックボードでも後悔してしまいがち。「nVIDIA GeForce」と「AMD Radeon」では、発色にはっきりと違いがでますので、

まずはどちらが好みに合うかを確認すべきでしょう。一般的に、ゲーム用途なら「nVIDIA GeForce」、動画・静止画の鑑賞重視なら「AMD Radeon」といわれています。

また、nVIDIAは青系、AMDは赤系の発色が良いという傾向も知っておきたいところ。ちなみに、プロのクリエイターはAMD派が多いようです。

コストパフォーマンスならミドルレンジが最強

購入時の満足感は、コストパフォーマンスの良さに直結しているといえます。絶対的な性能を求めていないのであれば、最も重視すべきポイントかもしれません。

このとき狙うべきは「ミドルレンジ帯」です。最近はCPU内蔵グラフィックの進化やAPUの登場で、ローエンド帯のグラフィックボードの存在意義が薄れてきました。

しかし、内蔵グラフィックスでは心もとない、ハイエンドのような高性能&高価格は必要ないというジレンマもあります。

こういった自作ファンのワガママをうまく解消してくれるのがミドルレンジ帯。価格としては1万円台前半~1万五千円くらいのものといえるでしょう。

かつての大ヒット商品「GeForce GTX750Ti」、そして現在の「GeForce GTX1050Ti」もこのミドルレンジ帯です。AMDならRX460、470、480ですね。

ほぼすべての3Dゲームをストレスなくプレイできる性能をもちながら、価格は1万5千円以内、なおかつ省電力性や発熱の低さもあるのが人気の秘密。ただしBTOパソコンやゲーミングPCにおいては「GeForce GTX1060搭載BTOパソコン」のほうが圧倒的に人気があります。

省電力性と発熱にも注目

省電力性と発熱は、PCの負担や電気代を大きく左右します。「性能だけを追求する」のであれば問題ないのですが、そういったユーザーは少ないもの。

グラフィックボードはPCパーツの中でも最大の消費電力を誇り、交換によって毎月の電気代が大きく変わることも珍しくありません。

また、夏場は発熱によるファンの高回転、熱暴走、PC寿命の短縮といったリスクもあります。近年のヒット商品は、軒並み「省電力性・低発熱」と「性能」を両立させているもの。

ランニングコスト(電気代)とPCへの負担(発熱)は、使用期間が長くなればなるほど、積みあがっていくものなのです。