国内品薄のパーツを個人輸入する方法とそのリスク

発売されたばかりのCPUやGPUの中には、日本であまり出回らないものもあります。特にGPUは特定のモデルが品薄になりがちで、「発売されたからすぐ買えるとは限らない」というのが現状です。

例えば2017年~2018年にはAMDのGPUが品薄になり、店舗でほとんど見かけないことがありました。このような場合、今では個人輸入でGPUを買うことができます。しかし、個人輸入には相応のリスクやコツがあるため、その内容を紹介していきます。

個人輸入の方法とリスクとは?

一般的に良く知られた個人輸入の方法として「米国版amazonからの購入」があります。例えば「EVGAのGPU」ですね。米国のGPUメーカーのひとつですが、日本国内で購入したときと同様に「EVGAの3年保証」と「amazonの初期不良交換(30日)」の対象になっています。

実は他のメーカーのGPUも、米国版amazonから個人輸入することが可能です。ただし、EVGA以外のGPUではamazonの初期不良交換のみの対応となり、メーカー保証が受けられないというデメリットがあります。ちなみにamazon以外の米国通販サイト(B&Hなど)でも対応は同じで、やはりメーカー保証が無くなります。

高負荷状態で常時稼働させるGPUにおいて、「メーカー保証がない」というのは非常に大きなリスクです。GPUは、通常使用であっても高負荷状態で故障する可能性がゼロではありません。

また、高額でゲーミングPCの中核的なパーツであることから、一旦故障すると出費が確定してしまうのも痛いですね。個人的にはあまり選択したくない方法です。

EVGA製GPUでも保証対象外になることも?

米国版amazonからの購入でもメーカー保証が受けられるEVGAであっても、使い方によっては保証の対象外になります。その使い方とは「仮想通貨マイニング」です。仮想通貨マイニングはゲームよりも長い時間(ほぼ年中無休で)、専用の基盤や電源で運用します。

そのため、一般的なPCの使い方とは大きく異なり、保証の対象外になってしまうようです。

EVGA製の中古GPUを米国amazonのマーケットプレイスで購入すると…?

では「新品ではないEVGA製GPUを、EVGA公式以外のセラーから購入した」ケースでは、どうなるのでしょうか。

簡単にいうと、中古品を米国amazonで個人売買したようなイメージです。結論から言うと、このケースでも「EVGAの出荷から3年間であれば保証の対象」となるようですね。

ただし、この場合は前購入者から購入したという証明が必要です。例えば、支払いや売買の履歴が該当するでしょう。

GPU以外なら保証の対象になる可能性もあり

ちなみに、intelでは米国版amazonからの購入(個人輸入)であっても、正規品であると認められれば国内品と同様のメーカー保証(3年)が受けられることもあるそうです。

このあたりは製品の型番やサポートの方針次第といえるでしょう。品薄が続くパーツを個人輸入してすぐ手にいられるのは、ゲーマーにとって大きなメリットです。

しかし、購入後何年も使うことを考えれば、「保証無し」には敏感になるべきでしょう。通販サイトを利用した個人輸入では、必ず保証の有無を確認するようにしてください。

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