第8世代モバイルCPU「Core i7-8550U」に注目!低電力で1.5倍の性能

2017年のゲーミングノートPCといえば「Core i7 7700HQ」が主流でした。2018年に入ってもしばらくはこの流れが続きそうなものの、既に第8世代の超電圧版CPUが出ているのです。

しかも性能は前世代に比べて大幅に進化!今回は新しく生まれ変わった超低電圧版CPU「Core i7-8550U」について解説します。

超低電圧版の証「U」付きモデルの最新作

末尾のアルファベット(サフィックス)が「U」のモデルといえば、消費電力が非常に小さくバッテリー寿命が長いということがメリットでした。Intelの最新作「Core i7-8550U」でもその点は変わりません。しかし、性能面では大きく向上しています。

前世代の超低電圧版CPU「Core i7-7500U」と比較したとき、単純に性能は1.5倍まで伸びており、そのエネルギー効率は圧倒的の一言。また、各種ベンチマークのスコア的には、TDP45Wの「Core i7 7700HQ」とほぼ同等で、なおかつTDPは15Wという驚異の結果を叩き出しています。

末尾に「HQ」がついたCore i7 7700HQは、「ハイパフォーマンスクアッドコア」を意味するモデルであり、Intel製モバイルCPUの看板でした。つまりCore i7-8550Uは、超低電圧版でありながらモバイル用CPUとしては定番になる可能性を秘めています。もちろん、ゲーミングPC用CPUとしてもです。

Core i7-8550U搭載のゲーミングノートPC

Core i7-8550U自体はリリースされてから日が浅いため、ゲーミングノートPCの種類はそれほど多くありません。

Core i7-8550U搭載のゲーミングノートPC

パソコン工房「SOLUTION-13FH053-i7」「LEVEL-13FH053-i7」など「13FH053」を冠するシリーズに搭載。大手BTOショップの中では、パソコン工房がいち早くCore i7-8550U搭載のPCをリリースしているようです。

特に外付けGPUボックスを配置した「LEVEL-13FH053-i7-VNSVI」は、超低電圧版CPUを採用しながら完全にハイスペックゲーミングPCを意識しているモデルです。

また、DELLやHP、ASUSあたりのPCベンダーでも導入が開始されており、薄型モバイルノートの顔として躍進しています。ただし、これらPCベンダーのモデルは軒並み内蔵グラフィックのみで、ゲーミングPCとしての性能には疑問が残りますね。

超薄型&低電圧でも4コア8スレッドが当たり前に

Core i7-8550Uは15Wという極小な消費電力に4コア8スレッドと破格の処理性能を持った、新世代のモバイル用CPUです。動作クロックもデフォルトで4GHzまで到達するため、通常用途で不満を感じることはまずないのではないでしょうか。

これまで超低電圧版CPUといえば、2コア4スレッドでした、単純にコア数、スレッド数ともに倍です。4コア8スレッド環境は既に「片手で」持ち運べるものになっており、ゲーミングノートPCもより軽く、薄くなっていくかもしれませんね。