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2020年時点で世界はコロナ禍の最中にあり、多くの問題が噴出しています。コロナは私生活だけではなく、企業の在り方も変えようとしており、各所で「不況」への懸念がささやかれています。
しかし、こうしたコロナ禍の最中でも活況を見せているのがゲーム市場。自宅で安全に遊べるゲームは、コロナ禍に打ち勝つひとつの方法論となり得るかもしれません。
実際、有名タイトルの大半でプレイヤーが増えているそうです。そこで実際に主要タイトルの活況ぶりを整理してみたいと思います。
ジャンル別のプレイヤー増加率
ゲーム関連の市場調査を行う企業「Newzoo」によれば、2019年12月から2020年4月までに、次のような傾向が見られたそうです。
シューター (FPS) | +40% |
ギャンブル | +36% |
デッキビルディング(カードゲーム) | +34% |
アーケード | +28% |
プラットフォーマー | +25% |
バトルロイヤル | +17% |
驚くべきはシュータージャンルで、なんと4割もプレイヤーが伸びています。この結果、現在のゲーム市場で最大派閥であるMOBAに次いで2位のシェアに到達したおとのこと。
どちらかといえば「人を選ぶ」タイプのゲームだと思いますが、やはり自宅で黙々とゲームに集中できる時間が増えたからでしょうか。
全ジャンルでプレイ時間も増加
また、全てのジャンルでプレイヤーのプレイ時間も伸びていることが、アンケートの結果から明らかになっているそうです。
具体的には、シュータージャンルで平均38分から60分へ伸びたのを皮切りに、アンケート対象者の3分の2が「プレイ時間が増加した」と回答。
再びマイクラブームが再燃
アドベンチャージャンルの巨人「マインクラフト」が、ジャンル内で実に44%ものシェアを獲得。
2019年12月のアップデートと重なったタイミングでコロナ問題が噴出したことが原因のようです。マイクラ強すぎますね。
年代を問わず遊べるうえに安価で教育にも使えるとなれば、選ばれるのは当然なのかもしれません。
MMOもプレイヤーが増えている
実は国内の主要MMOも、軒並みプレイヤーが増えています。今は圧倒的な独り勝ち状態になった「FF14」は当然として、凋落傾向にあったDQ10も新規プレイヤーが増加。
DQ10については私もちょくちょくログインしていますが、3月頃に比べて確実に人が増えています。
オールインワンパッケージの発売やバージョンアップの影響もあるかと思いますが、復帰者と新規者が混在しており、初心者用サーバーは過疎など感じさせない賑わいです。
さらに、(これは良い事なのかわかりませんが)スキルのエフェクトなどにラグを感じるケースが増え、サーバーの負荷が高まっているのかなと感じますね。
PCはゲーム・リサーチ・コミュニケーションなど生活に欠かせない情報処理基盤です。ゲームをハードにプレイしつつも、生活のさまざまな場面で使用できるよう、安定性・性能・価格のバランスがとれたモデルを選びましょう。