デュアルディスプレイにおける画面上部の表示不具合について~その2

以前「デュアルディスプレイで画面上部が表示されない?表示バグとその直し方」でも紹介したように、デュアルディスプレイ環境では画面上部の表示がおかしくなるケースがあります。

単純なようでなかなか対策が難しく、私も完全に解決するまでに試行錯誤を繰り返しました。

そこで、前回の情報を踏まえながら、新たな解決法を紹介したいと思います。

デュアルディスプレイで画面上部の表示がおかしい問題

詳細は前述の記事を参照してほしいのですが、簡単にまとめると次のような事象が発生します。

  • デュアルディスプレイ環境で、片方のモニターの上部(アドレスバーあたりまで)が白もしくは黒で塗りつぶされたようになる
  • Webブラウザを起動したタイミングやディスプレイ間での移動、ファイルエクスプローラー起動のタイミングなどで発生
  • F11(全画面表示)のon/offもしくはOS再起動で治る
  • アナログ、デジタル接続が混在する環境で起こりやすい

私の環境でも引き続き発生していたので、モニターの片方を買い換え、どちらもデジタル接続にしました。(HDMI&DVI-D)

しかし、それでも表示の不具合は発生します。これはもうお手上げかな…と感じていましたが、どうやら設定の方法次第で完全回避が可能なようです。

デュアルディスプレイにおける表示不具合の回避方法

この不具合の原因は、「ディスプレイ設定」にあります。

結論をいうと、プライマリモニタ(ディスプレイ設定で1と表示されるモニタ)が、設定画面上で一番左に配置されていないときに起こるようです。

Windows10のディスプレイ設定では、「ディスプレイの配置を変更する」という項目で、実際のディスプレイを理論上どのように配置し、扱うかといった設定が可能です。

例えば、ディスプレイが2枚ある環境で目の前のディスプレイを1(プライマリ)、自分の左側のディスプレイを2(セカンダリ)に設定するとしましょう。

さらに、ディスプレイの配置で「2が左」「1が右」になるように設定を行います。こうすると、前述の不具合が発生してしまうのですが、逆にする(1を左にする)と発生しないのです。

目からウロコでしたが、Windowsにおけるプライマリディスプレイは「一番左」という原則があるようで、この原則に反した使い方をすると表示不具合が出やすいようです。

しかし、私の使い方ではメインモニターを正面、サブモニターを左側という環境で定着しているため、不具合が出ないような設定にすると使いにくさが増してしまいました…。

ディスプレイ設定の一時変更で治る

そこで新たな応急処置を紹介します。前回の記事でも「再起動」「どちらもデジタルにする」「F11」などの対策を紹介しました。

基本的にはF11の押下で一時しのぎになるのですが、頻発してくると面倒になりますし、やがてF11でも解決できなくなったりします。

しかし毎回OS再起動を行うのは非常に手間ですよね。そこで、先ほどのディスプレイ設定から設定の一時変更を試してみてください。

やり方は「ディスプレイ上を右クリ⇒ディスプレイ設定を表示⇒1と2を入れ替えて”適用”⇒元にもどして再度”適用”」といった具合です。

こうすることで画面上部の表示不具合は、しばらく発生しなくなります。OS再起動やモニター買換えに悩む方は、ぜひ一度お試しあれ。