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1996年に登場して以来、大人気モデルとして存在しつづけるPanasonicのレッツノート。ビジネスマンや学生を中心に人気を集めています。しかしこのレッツノート、ゲーミングPCと同じようにゲームは動くのでしょうか?2018年の最新モデルから考えてみます。
2018年春モデルから見るレッツノートのスペック
2018年5月現在、レッツノートは「RZ」「XZ」「SV」「LX」という4つのシリーズに分かれています。この4つの何が違うかと言えば、「画面サイズ」と「CPU」です。
モデル | 画面サイズ | CPU |
---|---|---|
RZシリーズ | 10.1インチ | Core i5-7Y57 1.20GまたはCore i7-7Y75 1.30GHz |
XZシリーズ | 12インチ | Core i5-7300U 2.60GHzまたはCore i7-7600U 2.80GHz |
SVシリーズ | 12.1インチ | Core i5-8350U 1.70GHzまたは Core i7-8650U 1.90GHz |
LXシリーズ | 14インチ | Core i5-7300U 2.60GHzまたはCore i7-7600U 2.80GHz |
全てインテルの第7および第8世代のモバイル向けCPUで構成されています。また、この中で最も性能が良いのは、「Core i7-8650U」を採用しているSVシリーズです。従って、SVシリーズでゲームが可能かを考えてみましょう。
ライトゲームなら動くが・・・
SVシリーズに搭載されているCore i7-8650Uは、モバイル向けCPUながら4コア8スレッドにアップグレードされており、通常のPC作業ならば十分すぎるほどのスペックです。
内蔵グラフィックにはインテルUHD Graphics 620を搭載しており、ブラウザゲーム程度あれば問題なく動作します。
ただし、レッツノートシリーズには独立したGPUがないため、FPSやRTSなどは少々キツいといった印象です。マイクラも低画質でフレームレートを落とせばなんとか遊べるといったイメージですね。影modを入れるとかなりフレームレートが落ちそうです。まともにゲームをしたいなら「オンラインゲーム(PCゲーム)におすすめのBTOノートパソコン」を参考にゲーミングノートPCを買ったほうがいいです。
ここまでですでにお分かりかと思いますが、レッツノートはゲーム向けモデルが存在しません。内蔵グラフィックのインテルUHD Graphics 620は、最下位クラスのGPUであるGT1030の3分の1程度のグラフィック性能ですから、これは仕方ありませんね。
せめて内蔵グラフィック最上位の「Intel Iris Plus 650」か、モバイル向けGPUの「MX150」程度があれば望みはあったかな、といった感覚です。
しかし、まったく遊べないわけではないので、あくまでも作業用PC兼サブマシン程度の使い方ならば良いと思います。
Thunderbolt3接続でGPUボックスを追加!
ここで忘れてはいけないのが、外部GPUボックスの存在です。レッツノートのSVシリーズはThunderbolt3接続に対応しており、外部GPUボックスとの接続が可能です。
つまり、「Razer Core v2」のような外付けGPUボックスにGPUを搭載し、それをレッツノートにつなげば立派なゲーミングPCとして使えるわけですね。SVシリーズは最新モデルであるSV7からThunderbolt3に対応してますから、これを活用しない手はないでしょう。
会社や学校では作業用PCとして、自宅ではGPUボックスとつないでゲーミングPCとして、という使い方は十分可能なのです。