ケースファンはどこに何個搭載すべきか

PCケースには必ずと言って良いほどケースファンの追加ポイントがあります。しかし、ケースファンを一体どこまで追加してよいのか迷うことはありませんか?

単に数を増やせばよいというわけではないため、効果的な配置方法を知っておくことが重要です。では一体、いくつケースファンを取り付けるべきなのでしょうか。

最低2つは確保すべき!

私の個人的な意見ですが、ケースファンは最低2つ確保すべきだと思っています。

前面吸気/背面排気で前面/背面に1個ずつというのが基本になるからです。もちろんケースファンの大きさにもよるわけですが、2つあればエアフローはとりあえず確保できるはずです。

ただし、大型のCPUやGPUを搭載していたり、ストレージの数が多かったりする場合は、側面や上面に追加のファンを搭載すべきでしょう。その場合でも最大4つ程度配置すれば十分に冷却性能を保持できます。

静音性重視ならあえてケースファンを増やす選択肢も

一般的にファンが多いほど騒音が出やすくなると考えられがちですが、これはファンの大きさと回転数次第です。ファンは高回転になるほど騒音を発生させるので、できるだけ低回転を維持すると静音性が高まります。そして低回転のファンを増やせば、冷却性能も維持できるわけです。

例えば12センチファンを高回転で2つ回すよりも、14センチファンを4つ搭載してゆっくりと回すほうが静かになる、というイメージですね。

あえて吸排気のバランスを崩す方法も

応用的な方法になりますが、吸気と排気のバランスをあえて崩すことで、メンテナンス性を上げることもできます。

ここでいうメンテナンス性とは、ずばり「清掃の手間」ですね。例えば吸気用のファンを2つ、排気用ファンを1つという構成にしたとしましょう。こうすることで吸気量が多くなり、排気ファン以外の部分からも排気が行われます。

ケースのスキマや空いているファン増設ポイントから、絶えず空気が出ていくのです。つまり、吸気ファン以外には空気の侵入経路が無く、必然的にホコリも溜まりにくくなります。

吸気ファンにフィルターを設置しておけば、常にPC内部を清潔に保つことができるのです。ちなみに、吸気ファンの回転数を上げ、排気ファンの回転数を下げるという方法でも、同じような効果が得られますよ。

個人的には、ケースファンは最低2個~最大4個程度がベターだと考えていますが、エアフローを確保できていればいくつでも良いと思います。吸気と排気のバランスが大きく崩れないよう配慮しながら、自分なりの最適解を見つけてみてください。