14nm+の「+」はどういう意味か

CPU選びに慣れてくると、プロセスルールが気になってくると思います。単位が「nm」で表されている数字ですね。

この数字が小さくなるごとに、CPUは高性能になるといわれています。しかし、nmの後ろに「+」が付いている製品もありますよね。

この「+」、一体どんな意味を持っているのでしょうか。

「+」はプロセスルール内での改良を指す

パソコン初心者へ贈る「今さら聞けないCPUの基礎知識」」でも書きましたが2017年12月現在、主なCPUには14nmプロセスと14nm+、14nm++が混在しています。

例えば、Intelの第6世代CPU「Sky lake」は14nm、第7世代の「Kaby Lake」は14nm+、最新の第8世代「Coffee Lake」は14nm++です。

プロセスルールの数字は同じでも、末尾につく「+」の数が違うわけですね。この「+」は、「同じ世代内での改良」を意味しています。

14nmが初代、14nm+がそれに最適化を施した2代目、14nm++がさらに改良した3代目と考えて良いでしょう。このように同じプロセスルール内でも最適化を進めることで性能を向上させ、進化しているわけです。

一般的にプロセスルールが小さくなればCPUの性能は飛躍的に上がる、と考えられています。しかし、14nmから次世代の10nmへの壁は高く、場合によっては14nm++のほうが10nmプロセスよりも性能が高いという事態も考えられます。

こればかりは実際に10nmプロセスのCPUが市場に出回らなければわかりませんが、現行の第8世代CPU「Coffee Lake」は、性能面ではかなり優れていると考えて良いでしょう。

シングルスレッドなら14nm++のほうが上?

こちらもあくまで噂レベルのお話です。次世代の10nmが登場したとしても、シングルスレッド性能では現行の14nm++のほうが上で、しばらくは14nmの改良版が主流となるといわれています。

実際にIntel社も「14nm++」のほうが「10nm」よりも性能が上というような発言をしており、プロセスルールの微細化が大幅な性能アップにつながらなくなってきたのかもしれません。

プロセスルールの微細化は完全に限界付近まで進んでいて、昔のように「世代が変わったら即買い替え」とはならないのです。

2018年も主流となる「Coffe lake」

私の個人的な予想では、しばらくはCoffe lakeが主流であり、2018年の春までに「Cannon lake」が登場すると考えています。

このCannon lakeは「10nm」で新しいプロセスルールの初代となり、モバイル向けに投入されると言われています。つまり、デスクトップPCは14nm++のCoffe lake、モバイルは10nmのCannon Lakeという時代がくるわけです。

2017年12月現在はモバイル向けとして14nm+の「Kaby Lake Refresh」ですが、これが置き換わる形ですね。

つまり、今デスクトップのゲーミングPCで「Core i 8000シリーズ」を買っておけば、当面は様子見で良いのかもしれません。特に「第8世代「Coffee Lake-S Core i7 8700K」の性能は?」で紹介した8700Kはおすすめです。ゲーミングPCのCPUをアップグレードする方は、是非参考にしてみてください。

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