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OC(オーバークロック)を突き詰めていくと、CPUのみならずメモリにもOCを施したくなってきます。メモリOCには、ヒートスプレッダ付きのメモリが適しているでしょう。
ヒートスプレッダ付きのメモリは、数々のゲーミングPCで採用されています。今回はおすすめヒートスプレッダ付きメモリを紹介していきますので、ぜひアップグレードの参考にしてみてください。
Corsair(コルセア)「CMK16GX4M2A2666C16」
まずはOCファン御用達のメモリメーカー、Corsair(コルセア)のヒートスプレッダ付きメモリをご紹介します。
規格はDDR4の2666MHzで、8GBの2枚組です。価格は2017年7月時点で1万5千円から1万6千円程度。発売以来、かなりの人気を集めており現状ではOC用メモリの定番のひとつかもしれません。
ヒートスプレッダはアルマイト処理を施しており、放熱性の高いものを採用しています。また、IntelのXMP(オーバークロック機能のひとつ)に対応していることから、XMP対応のマザーボードと組み合わせることで簡単にOCが可能。
さまざまなベンチマークテストで負荷をかけても動作が不安定にならず評判も上々です。OC用ヒートスプレッダ付きメモリの鉄板製品といっても過言ではないでしょう。
Kingston(キングストン)HyperX FURY「HX424C15FW2K2/16」
Ryzen環境でも正常に動作することが確認されており、さすが世界シェアトップレベルのKingston(キングストン)といったところです。
規格はDDR4の2400MHzで、8GB2枚組。価格は1万9千円程度でしょうか。自動オーバークロック機能がついており、最大2666MHzまで動作クロックが上がります。
Ryzenは最近でこそ解消されつつあるものの、メモリとの相性問題が発生しやすく、動作クロックが下がってしまったり、起動がうまくいかなかったりといった報告があがっています。
その中で、OC機能をもちながらRyzen環境での正常動作が確認されているのは心強いですよね。価格はやや高めですが、安定感がありつつゲーミングマザーとの相性も良いので、人気は高いようです。
CFD販売「W4U2400BMS-8G」
規格はDDR4の2400MHzで、8GBの2枚組です。価格は2017年7月時点で1万5千円から1万6千円程度。Crucial製のチップを使用しており、国内窓口での永久保証がついています。
品質が良いゲーミングPC用メモリをできるだけ安く手に入れたいなら、こちらの製品がおすすめかもしれません。
以上、ヒートスプレッダ付きメモリとして3製品をご紹介しました。ゲーミングPCでの快適なプレイを実現するには、メモリのOCや冷却も重要になってきます。
夏本番を迎え、メモリの冷却に頭を悩ませる方にはぴったりのパーツとなるでしょう。