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ゲーミングPCは通常のPCよりも繊細で、定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスが適切かどうかで、故障率や寿命が変わってきます。
高価なゲーミングPCですから、できるだけ長く使いたいですよね。そこで、メンテナンスに役立つアイテムを3つ紹介します。こまめなメンテナンスで、ゲーミングPCの性能を保っていきましょう。
メンテナンスや改造の強い味方「まな板」
自作ファンの間で、「まな板」と呼ばれるアイテムがあります。これは、簡単に言うと「検証用のベース」のことです。通常、PCはマザーボードをとりつける板の周りを、さらに別の板が囲んでいて、箱状になっていますよね。
まな板は、周囲の板を全て取り除き、マザーボードと電源を組み付けるベースの板しかありません。つまり、まな板をつかってPCを組み上げると、全てのパーツがむき出し状態になるわけです。
この状態でパーツ交換や動作テストを行い、問題が無ければメインのPCケースに組み込んでいきます。
しかしこういった検証以外にも、パーツの清掃を楽にしたり、通気性抜群のPCケースを自作したりと、便利な使い方ができるのが「まな板」の強み。最近は水冷も搭載できる「PM-TESTBOARD」のような製品もあります。
パーツ交換やオーバーホールに「ドライバー」
近年は、ツールフリーなPCケースが増えていて、ドライバーがなくてもPCのメンテナンスが可能になってきています。
しかし、まだまだネジで止めるべきパーツは多く、完全なるツールフリーが実現されるまでには数年を要するでしょう。そのため、作業しやすいドライバーは必須のアイテムです。
個人的には、ベッセル(VESSEL) 社の「ポールグリップドライバー」がおすすめ。非常に持ちやすく作業しやすいので、一度使うと通常のドライバーには戻れません。
ドライバーは、PCパーツの交換やメンテナンスの効率を大きく変えるため、できるだけ良いものを持っておきたいですね。といっても、1本300円程度ですから決して高い買い物ではありません。
清掃ならこれ!「エアダスター」
エアダスターは消耗品ですが、できるだけ常備しておきたいところ。パーツひとつひとつが大型で、人間の手が入り込めないような隙間ができるゲーミングPCでは、エアダスターの威力が特に高まります。
メモリスロットやPCIスロットなど、繊細な部分の清掃にも使えるので、PCのメンテナンスには欠かせませんね。安い時にまとめ買いしておくと良いでしょう。
これら3つのアイテムがあれば、PCのメンテナンスで不便を感じることはまずないでしょう。また、まな板は初心者向けではないものの、ゲーミングPCの構造を知るためには最適なアイテムです。故障やトラブルに対応するためにも、こういったアイテムをフル活用していきたいですね。
具体的なメンテナンス方法は「これだけは押さえておきたい!PCメンテナンスの基礎」で解説しています。