ショート基盤でも冷却十分なGTX1070Ti「GeForce GTX 1070 Ti Mini」

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小型化と冷却性能は両立しにくいものです。その理由は「ファンの数と大きさ」にあります。物理的に大きなファン、沢山のファンをまわすには、それだけのスペースが必要だからです。

特にGPUは小型化に役立つショート基盤モデルの大半が、シングルファンモデルで、冷却性能を犠牲にしてきました。しかし今回紹介するGPUは、ショート基盤ながら十分な冷却性能を持っています。

ショート基盤×ツインファン ZOTAC「GTX 1070 Ti Mini」

mini iTXにもおさまるショート基盤でありながら、ハイエンドかつ冷却性能が高いGPU。そんなモデルは限られています。これまではせいぜいGTX1060程度が関の山でしたが、ついにGTX1070Tiクラスが登場しました。

ZOTACの「GTX 1070 Ti Mini」は、長さ21センチ強のサイズに大型のヒートシンクとツインファンを搭載しています。基盤のサイズを小さくするため、映像出力端子側に電源回路を集めるという工夫を施しました。

実売価格も57000円強といったところで、通常サイズのGTX1070Tiとそれほど差がありません。むしろ6万円前後が相場なGTX1070Tiにおいて、安いほうに位置するモデルです。

口径の違うファンを並べる「Ice Stormクーラー」

また、ファンにはZOTACが独自開発したGPUクーラー「Ice Storm」を採用。電源コネクタ側のファンサイズがやや大きく、冷却の必要性に応じてエアフローを調整しています。

また、採用されているファンのサイズは通常の27センチクラス基盤タイプと比べてもそん色がなく、冷却能力の低さは全く感じさせません。

唯一の弱点は厚みか?

小型、高性能、冷却も十分とくればGPUとしては満点に近い出来なのですが、やはり弱点もあります。

それは、小さい基盤に画像出力端子を集中させたことによる「厚み」です。2スロット占有型でヒートシンク+ファンの厚みがあるため、スリムタイプのケースでは干渉が起こる可能性があります。CPUクーラーの高さに制限があるケースでは注意が必要ですね。

しかし、小型ケースに搭載可能なGTX1070Tiクラスは貴重なため、それだけでも購入の価値があります。特に高さ制限が出にくいキューブ型のmini ITXケースなら、その威力を十二分に体験できるでしょう。

毎年猛暑に悩まされる日本。部屋の中もPCもすっきりと小型化するなら、まずはショート基盤サイズのGPUに注目すべきかもしれませんね。GTX1070Tiを選ぼうとしているなら「GTX1070Ti搭載のおすすめBTOパソコンまとめ」の記事もご覧ください。