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ゲームは音も非常に大事ですよね。音の良さが、ゲームの臨場感やプレイ中のテンションを高めてくれます。ではヘッドホンから聞こえてくる音を向上させるには、どこを改造すればよいのでしょうか。
今回はゲーミングPCの音にこだわったアップグレードを紹介します。
ヘッドホンからの音質を上げる方法は?
これは主に4つの方法があります。
- ヘッドホン自体をハイグレードなものに変える
- サウンドカードを導入する
- マザーボードのランクを上げる
- USB DACを導入する
この中で、ゲーミングPC本体の改造につながるのは2と3です。1と4は外部機器のアップグレードなので、今回は除外しておきましょう。
では、この2つの方法でヘッドホンからの音質を上げる方法を探ってみます。
サウンドカードの導入方法とおすすめパーツ
最近ではサウンドカードを別途搭載する人が減りましたが、以前はPCの音質を少しでも上げたいなら、サウンドカードの搭載が必須でした。サウンドカードはPCIスロットに搭載するパーツで、ゲームプレイ時の音を飛躍的に向上させます。
導入方法は特に難しくなく、サウンドカードをPCIスロットに差し込んでドライバをインストールするだけです。個人的におすすめなのは、ASUSかCreativeのサウンドカードですね。特にCreativeは、かつてサウンドカードの王様といえるほど人気を集めたメーカーです。
現在でも「Sound BlasterX AE-5」や「PCIe Sound Blaster Z」などが人気です。
この2つはハイレゾ音源に対応しており、きめ細やかで臨場感あふれる音を実現してくれます。どちらを選ぶかは好みですが、LEDがいらないのなら「PCIe Sound Blaster Z」でしょうか。
高機能なイコライザやマイクが付属しており、コスパが良い製品です。
マザーボードのグレードアップでも効果あり
サウンドカードを搭載する人が減った理由は、マザーボードの高機能化にあります。オンボードのサウンドチップが年々高機能になり、わざわざサウンドカードを積む必要がなくなったのです。
そのため、現在ではマザーボードが一定以上のランクならば、サウンドカードが不要なことが大半でしょう。一般的には、チップセットのグレードがあがると、サウンドデバイスも良いものが使われるようです。
特にゲーミング仕様のハイエンドマザーボードは、軒並み高品質なサウンドチップを積んでいます。また、サウンドチップに専用のコンデンサを配置して、処理能力を高めているケースもあります。
ただし、音にこだわったマザーボードは数が少ないため、必要に応じてサウンドカードなどを搭載する方法も検討しましょう。