Intelの次世代CPU「Core X」はゲーム用途にもおすすめ?

AMDのRyzenにやや押され気味なIntel製CPUですが、すでに新たなシリーズが登場しつつあります。その名も「Core X」シリーズ。

これまでのCore iシリーズとの違いはどこにあるのでしょうか。また、ゲーム用途でも性能を発揮できるのでしょうか。最新の情報をもとにまとめていきます。

Core Xシリーズの概要

Core Xシリーズは、2017年6月下旬に対応チップセット「X299チップセット」搭載マザーボードが解禁になったばかりです。しかし肝心のCPU本体については、7月中旬以降に発売となるため、まだ市場には出回っていません。

秋葉原の有名PCパーツショップ「アーク(ark)」の情報によると、2017年7月14日にCore XシリーズのCPUが発売されるとのこと。ちなみにソケットはこれまでのLGA1151ではなく、新規格となるLGA2066です。

現在発表されているCore XシリーズのCPUとしては、以下の5製品があります。

  • Core i9-7900X : 10コア20スレッド、動作クロック3.3GHzから4.3GHz、L3キャッシュ容量13.75MB、TDP140W、DDR4-2666メモリに対応
  • Core i7-7820X : 8コア16スレッド、動作クロック3.6GHzから4.3GHz、L3キャッシュ容量11MB、TDP140W、DDR4-2666メモリに対応
  • Core i7-7800X : 6コア12スレッド、動作クロック3.5GHzから4.0GHz、L3キャッシュ容量8.25MB、TDP140W、DDR4-2400メモリに対応
  • Core i7-7740X : 4コア8スレッド、動作クロック4.3GHzから4.5GHz、L3キャッシュ容量8MB、TDP112W、DDR4-2666メモリに対応
  • Core i5-7640X : 4コア4スレッド、動作クロック4.0GHzから4.2GHz、L3キャッシュ容量8MB、TDP112W、DDR4-2666メモリに対応

注目は「Skylake-X」シリーズ

正直なところ、7740Xと7640Xについては現状のKabyLakeのOC版(オーバークロック版)と言えなくもないような気がしますが、8コア製品や10コア製品が登場するのは期待できますよね。

6コア以上のCPUはRyzenが独占しつつある状況ですから、明らかにAMDのRyzenを標的としたIntelの逆襲とみてよさそうです。

特に注目すべきは、「Core i9-7900X」「Core i7-7820X」「Core i7-7800X」で、コードネーム「Skylake-X」と呼ばれているシリーズです。

このシリーズは6コアから10コアを搭載した製品となり、AMDへ真っ向勝負を挑むと考えて良いでしょう。このSkylake-Xがどこまで検討するかが、今後のマルチコアCPU市場の命運を握っているかもしれません。

ベンチマークでは妥当な性能を見せるCore i9-7900X

すでにベンチマークで性能が比較されており、Core i9-7900XとRyzen 7 1800Xを比較すると、確かにCore i9-7900Xが性能面で上をいくという結果が出ています。

しかし問題となるのはその価格。Ryzen 7 1800Xが5万円台で購入できるのに対し、Core i9-7900Xはおそらく10万円近い価格となります。

この価格差の分だけ性能差があるかと問われると、微妙なところです。最近ではマルチコアに対応したゲームタイトルも増えていますから、Core i9-7900Xの恩恵は確かにあるでしょう。

しかし、ベンチマークではかえってRyzen 7 1800Xのコスパの良さが目立つ結果もでており、「Overwatch」などの有名タイトルをプレイしても、体感できる差はないといえます。

また、Core i9-7900Xは消費電力の大きさも問題になっていますから、使う人を選ぶCPUといえそうです。

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