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FPSなどのハードなPCゲームを好むファンの間では、メカニカルキーボードが好評を得ています。PCを買ったときに付属しているキーボードはほとんどメカニカルキーボード以外ですので、馴染みがないかたも多いでしょう。
メカニカルキーボードには、内部の仕組みによっていくつかの種類があります。自分にあったキーボードを見つけるには、こういった仕組みを理解しておくと便利ですよ。
そもそもメカニカルキーボードとは?
メカニカルキーボードは、「メカニカルスイッチ方式」を採用したキーボードで、「カチッカチッ」とした確かな押し心地と、しっかりと指を押し返してくれる反動が特徴です。
ストロークが深めで、内部にスプリング(バネ)が仕込んであることがほとんどです。指の力よりも内部の仕組みでキーを押し込むため、負担が少なく指が疲れにくいというメリットがあります。
メカニカルキーボードの「軸」の違い
赤軸・茶軸・黒軸・青軸という言葉を聞いたことがあるでしょうか?これらは、メカニカルキーボードの仕組み「メカニカルスイッチ方式」に採用されている「軸」の種類です。
軸の色で呼び名が決まっており、それぞれ押した感触や重さが異なります。では、それぞれの特徴を解説していきますね。
赤軸
4つの中ではもっとも「軽い」押し心地です。加重が45g±15gとなっており、45g前後の力で押すことができる、と考えて良いでしょう。カチカチとしたスイッチ感も少ないです。
茶軸
赤軸より少し重いですが、かえってそのほうが手ごたえがあるという方におすすめ。バランスタイプといえるでしょう。
黒軸
メカニカルスイッチの中ではカチカチとしたスイッチ感があまりなく、少しキーも重いですね。
青軸
キーが重く、カチカチとしたスイッチ感もばっちりです。音もしっかりきこえます。打ち応えを求める方におすすめ。
私個人としては、茶軸か赤軸が好みです。単純に手が疲れないから。しかしこれは本当にひとそれぞれで、長時間キーボードを使う人でも「キータッチ自体を楽しみたい」という方は青軸を使っていたりします。
高価格だが高性能!静電容量無接点方式キーボード
メカニカルキーボードのカテゴリーに含んで良いのかわかりませんが、キータッチの心地よさと軽さ、ストレスなどをかなり軽減してくれるのが「静電容量無接点方式」です。
機械的に基盤と接する部分がなく、故障も少なく静か、なおかつ赤軸よりもさらに軽い感触が売りです。東プレの「REALFORCE108」などが有名ですね。
一度触ったことがありますが、確かにキータッチは軽くて快適です。もともと業務用端末に接続することを想定して作られていますが、ゲーミングキーボードとしても活用できそうです。
いかがでしたでしょうか。キーボードは人間工学をもとに研究されていて、かなり奥の深いパーツです。少しグレードアップするだけでも、手の疲れがだいぶ軽減できますから、本当におすすめですよ。