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スマホの高性能化とサービスの充実によって、PCをほとんど使わないという人が増えたといいます。たしかにスマホで日常生活は間に合ってしまいますし、わざわざPCを購入する必要な無いのかもしれません。
しかし、できることならPCは使えるようになっておいたほうが無難です。今回はその理由を説明していきます。
事務作業のほとんどはPC
スマホがこれだけ普及していても、企業が事務作業の主力としているのはPCです。
その理由として「処理できる情報量が多い」というものがあります。スマホは確かにタップやフリックで手軽に操作できますが、大量のデータを平行して処理することには不向きです。
これは性能面ではなく、画面の小ささや数などが影響しています。画像編集や動画編集でも、本格的なものは全てPCで処理されますよね。
文章でも同じです。スマホは「ちょっとした調べもの」や「今すぐ必要なものを見つける」のには大変便利ですが、じっくりと腰を据えて複雑な処理をするのには向いていません。
表計算ソフトを使った統計や、伝票の整理、ビジネス文書の作成といった用途では、未だにPCが大半なのです。
スマホは特化型デバイス、PCは万能型デバイス
スマホは「通話」「アプリ」「SNS」といった使い方が大半を占めるため、これらの用途に特化しています。性能はどんどん上がっていますが、それでもまだまだPCには及ばない水準です。
もっと簡単に例えるなら、スマホは「原付バイク」でPCは「乗用車」といえるでしょう。どちらも歩くより早く移動できますが、雨の日や長距離の移動、荷物の運搬といった幅広い用途に使えるのは乗用車ですよね。
就職や転職時に必須となる
私はIT業界の出身なのですが、IT業界でもPCを満足に使いこなせない人は結構います。その分だけ業務も手間取りますし、余計な学習コストもかかってきます。さらに、今の時代はPCは使えて当たり前のツールですから、就職や転職にも必須です。
企業の教育にも「PCの使い方」を設けているところは少ないですし、使いこなせるに越したことは無いのです。また、プログラミングやデザインなど、これからどんどん需要が高まる分野の勉強もできますからね。
このようにPCは使いこなせるに越したことは無いのです。しかし、何の目的もなく購入しても、使い方は身に付きません。そこでまずはゲーム用として購入し、PCに慣れることから始めるという方法が良いかもしれませんね。
個人的に、物事を学ぶ時に最も重要なのは「遊び心」や「興味」だと思っています。ゲーミングPCは、趣味と実益を兼ねたものになるかもしれないですよ。