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CPU世界最大手のIntelが推進する新しいPC規格「NUC」は、超小型の据え置き型PCとして注目されています。ゲーミングPCユーザーなら、サブマシンとして最適なサイズ・性能・価格になるかもしれません。
そこで、2018年11月時点の「サブマシンとしておすすめNUC」を3つご紹介したいと思います。
NUC Kit NUC8I3BEK
サンダーボルト3搭載で、2コア4スレッド、さらに内蔵グラフィックは「Iris」を採用するなど、コンパクトにまとまったNUCです。「Iris Plus Graphics 655」は「Intel UHD Graphics 630」に比べ、約1.5倍のスコアを叩きだす優れもの。
サブマシンとしての運用なら、この程度の内蔵グラフィックで十分でしょう。動画再生、軽作業、SNS、サブアカウント運用でも活躍するはずです。
NUC Kit NUC8I3BEKのスペック
CPU | Core i3-8109U(2コア4スレッド、3GHz~3.6GHz動作、TDP28W) |
メモリスロット | 2(DDR4-2400対応、最大搭載量32GB) |
GPU | Intel Iris Plus Graphics 655(CPU内蔵グラフィック) |
ストレージ | SATA、PCIe gen3対応(M.2 SSDスロットあり) |
※ベアボーンのためメモリ、OS、ストレージは別売り
フロンティア製「NUC7CJYSAL」
BTOショップ大手のフロンティアが提供するIntel NUCをベースにした超小型PCです。前述の「NUC Kit NUC8I3BEK」とは異なり、OS、メモリ、ストレージ付きで税込み3万円という破格の安さが特徴といえるでしょう。
NUC7CJYSALのスペック
OS | Windows10 home |
CPU | Celeron J4005 (2コア2スレッド、2GHz~2.7GHz動作、TDP10W) |
メモリ | 4GB |
GPU | Intel UHD Graphics 600(CPU内蔵グラフィック) |
ストレージ | 32GB |
ゲーミングPCとしては明らかに力不足ですが、Gemini lake世代(2017年末に発売)の廉価型CPU「Celeron J4005」を搭載しています。3万円以下で購入できる「全部入り」のNUCとしては完成度が高く、ネット閲覧や動画再生なら問題なくこなすでしょう。
ただし、ストレージ容量が32GBとかなり小さく、実際に使えるの領域は25GBだと思われます。ストレージは別途用意したほうが良さそうですね。
SOLUTION-CN13-i3-HM
パソコン工房の独自モデルで、CPUには「Core i3-7100U」を採用した業務端末向けマシンです。業務端末向けをうたっているものの、PCゲーマーのサブマシンとしても重宝しそうなスペックですね。
ただし、法人向けモデルで現在は完売状態にあり、入手性がやや低いことが難点でしょうか。
SOLUTION-CN13-i3-HMのスペック
OS | Windows 10 IoT Enterprise 2016 LTSB |
CPU | Core i3-7100U (2コア4スレッド、2.4GHz動作、TDP15W) |
メモリ | 4GB |
GPU | Intel UHD Graphics 620(CPU内蔵グラフィック) |
ストレージ | 500GB HDD(SATA接続) |
このようにNUCは年々ラインナップが豊富になっており、すでに一部ではサブマシンとしてコスパ最強クラスのモデルが登場しています。自作するよりもはるかに安上がりかつ手軽、さらには手のひらサイズの省スペース性が魅力です。
勉強、仕事、ゲームのいずれでも「そこそこ使える」万能さが、NUCにはあるのです。