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大手BTOメーカーでは、高額なゲーミングPCなどを分割で購入できる「ショッピングクレジット」を提供しています。
このショッピングクレジット、利用時(申込み時)には所定の審査があります。審査に通らないとPCの購入自体がキャンセルされ、一括払いになるわけです。
今回は「分割払いの審査が不安」という方に向け、ゲーミングPCの分割払いの審査について解説します。
大手BTOメーカーが採用している分割払いの種類
まず、国内の大手BTOメーカーが採用している分割払いの種類を整理しておきましょう。
パソコン工房
分割回数:最長48回(分割手数料無料、月々の支払額が3000円を超える部分のみ)
ローン会社:SMBCファイナンスサービス ショッピングクレジット
ツクモ
分割回数:最長60回(商品代金3万円(税込)以上)
ローン会社:ジャックスショッピングクレジット
ドスパラ
分割回数:最長36回(PC購入時のみ、分割手数料無料)
ローン会社:ジャックスショッピングクレジット
フロンティア
分割回数:最長60回
ローン会社:ジャックスショッピングクレジット
このように大半がジャックスショッピングクレジットで、パソコン工房のみSMBCファイナンスサービスです。
ゲーミングPCをショッピングクレジットで買う場合の審査難易度
では、実際の審査の難易度などについて解説します。なお、ここからの内容はあくまでも私の経験や知識に基づくものであり、実際のローン会社の審査基準ではありませんのでご了承ください。
まず難易度ですが、一般的にショッピングクレジットはクレジットカード申し込みやキャッシングの申し込みに比べると「やさしい」傾向にあります。
具体的に購入する「モノ」が明確である場合は難易度が下がりますね。これはカーローンなども同じです。例えば、30万円のクレジットカードと30万円分のショッピングクレジットを比較すると、後者のほうが通りやすいと思います。
クレジットカードはさまざまなモノやサービスの決済に使えるため、契約者の年収や属性に厳しい制限が課されることが大半です。
一方でショッピングクレジットは、金融事故などがなければ学生でも審査が通ることが多く、この点で難易度は低いといえます。
金額によって審査通過率は変わる?
もちろん変わりますね。15万円と30万円では、後者のほうが厳しくなります。また、支払回数が長く長期になるほど審査は厳しくなる傾向にあります。
ローン会社は契約者に代わって購入代金をお店に立て替え払いし、その分を契約者に分割で返してもらうわけですから、「少額を短期で」回収できたほうがリスクは低いわけです。
社会人1年目で、特に大きな借金などもなければ、30万円程度の分割は十分に使えると思います。学生でもご両親に収入がある、自分もアルバイトで働いている、クレジットカードで支払い遅延などがない場合は、20~30万円は十分利用可能なはずです。
分割払いの審査に落ちることでデメリットは?
審査に落ちること自体には、何もデメリットがありません。しかし、あまりにも短期間に何度も申し込みをすると、何か他の目的(換金を急いでいるなど)を疑われる可能性もありますので、半年に2~3回程度にしておきましょう。
パソコン工房やドスパラのように手数料無料の場合は、利子がかからず、純粋に購入代金だけを支払うことができるのでとても便利です。
計画的に利用するならば、とても良い買い方の一つだと思いますよ。