※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
最近のBIOSはUEFIベースで作られていることから、以前よりもずっと操作性が良くなりました。日本語表記であれば、直感的に設定を変更できてしまうため、初心者でもそれほど心配する必要がないでしょう。
しかし、問題は「英語表記」だったときです。いまいち意味がわかりにくい英単語が出てくると、PCでググることもできず途方に暮れてしまいます。
そこで、BIOSによく登場する英単語を網羅的に解説してみようと思います。
BIOS(UEFI)でよく見かける英単語の一覧
では、早速BIOSでよく見かける英単語の意味を解説していきます。
Adaptive
電圧設定を示す用語です。Haswell世代以降のIltel CPUでは電圧設定を高付加時のみ設定できるようになったため、その設定で登場します。
Allocato
日本語では「割り当て」と翻訳されます。メモリなどを特定の目的のために確保する際などに登場しますね。
Configuration
「設定項目」のことです。「CPU Configuration」であればCPUの設定項目を表しています。比較的よく登場しますので、覚えておくと良いでしょう。
Delay
「遅延」のことです。単位はクロックであったり秒であったりとさまざまですが、こちらも良く登場します。
Disabled
「無効」のことです。設定項目を無効にし、機能自体を停止する際に使われることが多いでしょう。
Enabled
「有効」のことです。Disabledとは逆に、機能自体を動作させる際に使われます。
Discard
「キャンセル」のことですね。BIOSの設定自体を変更しない場合などに使われます。
Frequency
「周波数」を指す言葉です。CPUやメモリの動作クロック数の表記に使用されています。
オーバークロッカーならば必ず覚えておくべき項目と言って良いでしょう。
Legacy
「伝統的な」「旧来の」といった意味を持つ単語で、PCでは「今は使われていない古い仕組み・規格」を指します。
Physical
「物理的な」という意味です。BIOS上では「Physical memory(=メインメモリのこと)」を指す言葉として使われています。
Priority
「優先順位」のことです。BIOS上ではOSの起動をどのデバイスから行うかの優先順位付けで主に使用されています。
Multiplier
いわゆる「ベースクロックに対する倍率」ですね。CPUやメモリはベースクロック×倍率で動作クロックが決定するため、この倍率を変更してオーバークロックを行ことが多いです。
こちらもオーバークロッカー御用達の単語と言えるでしょう。
BIOSに登場する単語はほとんど同じ
ここで紹介した単語は、どのメーカーのBIOS(UEFI)でも登場する汎用的なものばかりです。
BIOSの設定項目はマザーボードのグレードによって異なりますが、出てくる単語は大体同じですから、ぜひ覚えておきましょう。
特にオーバークロックを頻繁に行うゲーマーであれば、BIOSの英単語は覚えておいて損はないはずです。参考にしてみてください。