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自作PCの愛好家から長く評価されているブランド「玄人志向」。加飾のない段ボールの化粧箱に、サングラスをかけた謎の男が印象的ですよね。
自作PC初心者にとってはやや敷居が高いイメージがあると思いますが、実は初心者から上級者まで幅広く使える安定したブランドです。今回は謎多きブランド「玄人志向」の魅力を解説します。
簡素なパッケージにサポートなし!「玄人志向とは」
玄人志向の特徴は、最低限の付属品で構成されたパッケージにあります。少ない予算でも購入しやすいように、という配慮から簡素なパッケージを採用しているのだとか。
玄人志向が登場したのは2001年のこと。当初は謎のメーカーとしてイロモノ扱いでしたが、徐々に製品の質や独自性の強いカスタマイズなどが評価されて有名になりましたね。
製品自体はしっかりしたものが多く、有名メーカーのOEM品を採用することもあります。また、加飾がなくシンプルな構造なので、コスパも高いですね。
グラフィックボードは特に評価が高く、昔からのファンがそれなりにいる印象です。今は他社もコスパを意識しているので以前ほどではないものの、コスパが高い商品が多いですね。
サポートなしは昔の話!玄人志向の強み
かつての玄人志向は、「サポートなし」をうたっており、サポートのコストがかからないことが低価格の理由でもありました。
しかし、2019年の4月にサポートなしの方針を改め、メールサポートなどを提供しています。そのため、初心者でも購入しやすいブランドへと変貌しています。
その他のメリットとしては、以下が挙げられるでしょう。
製品ラインナップの豊富さ
玄人志向は、マザーボードやグラフィックスカードなどの基本的なパーツから、水冷装置やゲーミングデバイスなどの高度なパーツまで、幅広い製品ラインナップを揃えています。そのため、玄人志向のみで自作PCパーツの大半を揃えることができます。
品質の高さ
玄人志向は、見かけは簡素ですが品質は確かです。私も覚えていないほど玄人志向の商品を購入しましたが、品質管理はしっかりしている印象ですね。信頼性は高いと思います。
入手性がとても高い
玄人志向は「玄人」と名前がついているものの、実際には家電量販店やPCパーツショップでの取り扱いが豊富です。ほかの外資系メーカーよりも入手性は高いイメージですね。
例えばヨドバシカメラやソフマップのような大手でもよく見かけますし、わざわざPCショップを探すまでもなく、結構簡単に買えてしまいます。
こうしてまとめてみると、上級者向けだったのは昔の話で、今は初心者でも安心して購入できるブランドですね。特に入手性がよくて価格はそこそこ、そして品質も安定しているのは評価できるポイントです。
もちろん、他社では扱わないようなマニアックな商品も健在です。特にストレージまわりやグラボまわりの商品はマニアックなものが多いので、興味があれば検索してみてください。
パソコン工房やドスパラでも「玄人志向特集」というページが存在するほどですから、いろいろ物色しやすいと思いますよ。
謎のサングラス男性が目印
玄人志向のパッケージには、謎のサングラス男がプリントされています。このサングラスの男性にはモデルがいて、通称「D2000」と呼ばれる日本人の開発者なのだとか。
D2000氏はPCパーツの開発に携わっていた人物であり、玄人志向が世にでた当初は開発チームの一員だったそうです。玄人感や上級者志向を演出するために、開発者をモデルにパッケージをデザインすることになり、採用されたのだとか。
本人もここまで広まるとは思っていなかったようです。パッケージとてもわかりやすいので、家電量販店などでも探しやすいですね。グラボは優秀な商品が多いので、ぜひ買い替えの候補にしてみてください。