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メモリの大容量化や、OSが認識できる量の増加によって16GB以上のメモリを搭載することも珍しくなくなりました。
では実際にメモリはどのくらいが適当なのでしょうか?
自作やBTOならメモリは16GB以上がおすすめ
自作PCを組むときやBTOパソコンを買う時は、メモリは16GB以上積んでおくことをおすすめします。
もちろん、16GB未満でも問題はありませんが、後々増設する手間を考えると、一気に16GB以上積んでしまったほうが無難といえます。
さらに、64bitOSの多くは、ただ起動しているだけで3GBから4GBの容量を必要とすることも珍しくありません。
64bitOSの普及によって、OSが認識できるメモリの量が飛躍的に向上しました。32bitOSでは最大3GB前後になってしまうのに対し、64bitOSでは16GBから2TBまでの認識が可能になっています。
これはOSのバージョンによって異なるのですが、例えばWindows7 Home Premiumでは最大16GB、Proならば最大192GB、Windows10 Homeは128GB、Windows10 Proならば2TBといった具合です。
これだけ大容量のメモリを認識できるのですから、わざわざ8GBに制限しておく理由がないとは思いませんか?
大容量メモリを積むことのメリット
メモリの容量が多くなればなるほど、メリットもまた増えていきます。
例えば、Google chromeではメモリ容量に余裕があれば非常に軽快な動作を見せます。「メモリ爆食いブラウザ」と批判されることもありますが、メモリをふんだんにつかって安定かつ高速に動作することは事実です。
また、メモリ容量に余裕がある場合は、「RAMディスク」を作成できることもポイントです。
RAMディスクとはメモリの一部をストレージ(ハードディスクのようなデータの保存庫)として活用する方法です。
ハードディスクよりも高速な読み書きが可能なメモリをRAMディスクとして使用することで、特定のアプリなどの起動を高速化できます。
RAMディスクは電源を落としてしまうとクリアされるというデメリットがありますが、PCの電源をめったに落とさないという方にはおすすめの高速化手法です。
4GBメモリはもう厳しい?
これは、OSやPC使い方によります。ブラウジングやメール、SNSの閲覧とった使い方に限定するならば、4GBでも十分な性能を発揮できるでしょう。
しかし、ゲームや動画閲覧・編集をストレスなく行うのであれば、4GB以上は必須です。まずは最低8GB程度を積んでおき、不足を感じたらもう一枚8GBメモリを追加する、という方法でもよいでしょう。