※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
ゲーム配信がインターネット上の人気コンテンツになり、早数年が経過しました。今やゲーム配信プラットフォームはいくつも存在し、据え置き型のハードウェアも標準で対応するようになっています。
こういったゲーム配信の一般化に合わせるように、さまざまな配信ソフトが登場しています。今回はその中でも、無料でかつ、さまざまな配信プラットフォームに標準対応している「OBS」を紹介します。
OBSとは?
「OBS(Open Broadcaster Software)」は、オープンソースで開発されている配信ソフト(ストリーミングアプリケーション)です。
Youtube・Twitch・ツイキャス・ニコ生・ミラティブなどに対応しており、ライブ配信業界では最もユーザーが多いと言われています。ゲーム配信に限って言えば、Youtube・Twitchに対応していることが大きいと言えるでしょう。
ただし、海外製のアプリケーションであることから、日本語による解説ページが非常に少ないです。また、オープンソース特有の「設定の面倒くささ」もあります。正直なところ、商用ソフトウェアと同等レベルの使いやすさとは言いにくいですね。
しかしながら、一旦使い方を覚えてしまえれば、他に選択肢が見つからないほど「使える」配信ソフトになります。
OBSで画質や音質を保つためのコツ
詳しい配信設定などには、いくつか親切なサイトが存在するため、ここでは割愛します。その代わりに、「品質」を保つためのコツをまとめてみました。
エンコード品質が良いGPUを使う
OBSの配信品質は、設定だけでは高められません。ハードウェアの性能も一定以上に上げておく必要があります。GPUとして適しているのは、「Turing世代のNVIDIA製GPU」ですね。つまり、2018年以降に登場したGTXシリーズやRTXシリーズです。
個人的には、よほど重いゲームでもない限り、RTX2060やGTX1660 Tiレベルで十分だと思います。
CPU性能にも余裕を持たせる
こちらもタイトルや個人の環境次第ですが、Core i5 8600程度を目安にしておけば、まず品質に問題は出ないでしょう。AMDならば、第2世代RyzenのRyzen 5 2600クラスで問題ないと思います。
OBS配信に適したBTOパソコン
大手BTOショップの中で、OBSを使った高画質配信に対応できるモデルとしては、以下のようなものがあります。
パソコン工房 LEVEL-M0B4-R52X-RX
OS:Windows 10 Home 64ビット
CPU:Ryzen 5 2600X
GPU:GTX 1660 Ti 6GB GDDR6
メモリ:DDR4-2666 8GB
電源:500W 80PLUS BRONZE認証
価格:税別108980円
ドスパラ GALLERIA XV
OS:Windows 10 Home 64ビット
CPU:Core i7 8700
GPU:GTX 2060 6GB
メモリ:DDR4-2666 8GB
電源:650W 80PLUS Gold認証
価格:税別139980円
どちらもミドルレンジクラスのゲーミングPCではありますが、このクラスであれば、OBSでの高画質配信もクリアできるでしょう。もちろん、これ以上のスペックを求めても良いです。
欲を言えば、メモリは16GBにしておきたいですね。ゲームと同時にOBSも起動するため、8GBでは少し足りないかなと感じます。もっと詳しく知りたい方は「ゲーム実況配信におすすめのBTOパソコン(ゲーミングPC)」の記事をご覧ください。