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今やゲームはWindows PCだけでやるものではなくなりました。Chrome OSやSteam OSなどWindows以外のPCでもゲームが楽しめてしまいます。
今回は特に、WindowsやMac OSと同様にGUIが優れているLinuxディストリビューション「Ubuntu」に注目し、ゲームが可能なのをか調べてみました。
そもそもUbuntuって?
UbuntuはLinuxのディストリビューションの中でもメジャーな系統「Debian系」に属するOSです。OSSであるため無償配布されており、ダウンロードやインストールにお金はかかりません。
2004年に公開され、2005年10月頃からは「Ubuntu Japanease Team」による日本語化が進んでいました。
Ubuntuの特徴は「一般のデスクトップPC」で使うことを想定したLinuxだという点です。サーバー用途を想定するLinux系OSの中では珍しくGUIベースの操作に力を入れています。
そのため、Windowsのように使いやすくユーザーフレンドリーな画面で、マウス+キーボードによる直感的な操作が可能です。
また、Ubuntuは他のデスクトップ用OSと同じように、インストール後すぐに立ち上がり、使用を開始できる点も見逃せません。
一般的なLinuxのようにコマンド操作でパッケージインストールや依存関係の解消などを行わずに済むことから、WindowsやMaCと同等の感覚で使い始められます。
Ubuntuの強みは、なんといっても「軽い」こと。「古びたWindows PCにUbuntuをインストールしてみたら、まだまだ現役で使える」という声は何度も聞きました。
私自身も、6年落ちの国産メーカーPCにUbuntuをインストールし、ブラウジングやリサーチ専用マシンとして2年ほど使ったことがあります。
すでに10年以上前のことですが、その時点でも何不自由なく使えていましたね。マシンに要求するスペックが低く、ゲームをしないならば永遠にUbuntuで十分なのではないかと感じるほどでした。
Ubuntuでゲームはプレイできるのか?
さて、ここからが本題です。軽量でどんなマシンでも動作し、使いやすく、「タダ」で手に入るUbuntuですが、ゲーム用途でも使えるのでしょうか。
2021年時点で、メジャーなゲームの大半はWindowsのみ対応ですよね。そこで、Steam内でUbuntuに対応しているゲームがあるのかを調べてみました。
結果はこちら(https://store.steampowered.com/linux)です。
リンク先を見るとわかりますが、Steam上では結構な数のタイトルがUbuntuに対応しています。
有名どころですと「Counter-Strike: Global Offensive」や、「ARK: Survival Evolved」、「Terraria」なんかが目につきますね。
また、最近ゲーム界隈の話題を席巻しているオープンワールド型のクラフトゲーム「Valheim」もLinux対応です。
Valheimについては、単に64bitのLinuxとしか記載がありませんが、とりあえず最新の安定バージョン「20.04LTS」をインストールしておけば問題ないでしょう。
というよりも、Ubuntuの日本公式からダウンロードできるOSは全て64bit版になっているようですね。
正直なところ、ここまでビッグタイトルが対応しているのは驚きでした。
もちろん、マシンスペックはそれなりに必要なのですが、単にゲームをするだけならWindowsはもはや必須ではないのかもしれません。
Windows7などがインストールされていたちょっと古いPCにUbuntuをインストールし、Steam専用マシンにしてみるのも面白そうですね。