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軽くて安いことから一気にシェアを拡大しているChromebookですが、ゲーム用途での評判はあまり聞きませんよね。しかし、最近になって友人の中の数人から「Chromebookってどうなの?」と質問されることが多くなりました。
今後間違いなくシェアを伸ばしていくであろうChromebookは、ゲーミングPCとして使えるのでしょうか。
Chromebook=ゲーム用途でないが…
実際のところ、Chromebookの大半は「ハイスペック」なPCではありません。
そもそも、低スペックなPCや古いPCでも動く無償OSだからこそ重宝されているわけで、ハイスペックなPCを対象としたOSではないからです。
また、人気のあるゲームタイトルは、大半がWindows環境を想定していて、LinuxベースのChrome OSは対象外になっています。
では、Chromebookでは一切ゲームができないのか…?と言えばそういうわけでもありません。
Googleの発表で「Chromebook利用が3倍」
2020年9月17日、Googleは「Chromebookでのゲームアプリ利用がほぼ3倍になった」と発表しました。これを受けて、今後はChromebookに対応したゲームアプリの提供を強化するとのこと。
実際にChromebookのGoogle Playストアを見ると、「プレミアムゲームセクション」が追加されており、Chromebook用に設計されたゲームが見つけやすくなっています。
また、今後はGoogleのゲームストリーミングサービス「Stadia」がChromebookで利用できることもあり、ゲーミング用途でもシェアを拡大していきそうです。
Chromebookは、一般的なスマートフォン向けゲームアプリのように、Playストアからアプリをインストールします。
また、使用感はPCというよりもタブレットやスマートフォンに近く、Windows搭載のゲーミングPCのようにはいかないでしょうね。
しかし、徹底的に安いChromebookでゲームが可能となれば、PCゲーマーにとっても無視できない話です。
スマートフォンとChromebookの「複垢」も可能になりますし、なによりもスマートフォンよりも大きな画面と使いやすいUIで存分にゲームを楽しめます。
PUBGモバイルなんかも、ガチ勢は結局のところタブレットやエミュレーターを使用してますよね。スマートフォンは、物理的な制約からどうしてもPCやタブレットに比べて操作性が落ちるのです。
これからの5万円ゲーミングPCはChromebookかも?
Chromebook最大の特徴は「安い」ことです。Windows搭載のゲーミングノートPCなら、満足なプレイ環境を得るために最低でも15万円ほどは必要です。
しかしChromebookに最適化されたゲームが増えていけば、ゲーミングノートPCに必要な予算は一気に小さくなります。
日本ではすでに教育やビジネス用途でシェアを伸ばしているChromebookですが、今後はゲーミングPCとしても評価されるかもしれませんね。