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ゲーミングPCは「デスクとの相性」次第で快適度が大きく変わります。そのため、「デスク幅」で悩んだことがあるゲーマーは結構いるようですね。私もかなり悩みました。
そこで、私の経験をもとにゲーミングPC用デスクとして最適な横幅を整理してみたいと思います。
快適度を重視するなら横幅は100センチ以上
まず、一般的なPCデスクにありがちな「横幅60センチ~80センチクラス」はやめておきましょう。品質はともかくとして、圧倒的にスペースが足りません。テンキー付きのキーボードで横幅が約45センチです。
そこから7~8センチ離して、13センチほどのマウス操作スペースを確保するとなると、合計は「45+8+13」で最低でも67センチの横幅が必要になります。
これが「なんとか操作できる最低ライン」で、実際には小物を置くスペースなども必要ですから+10センチは確保しなければなりません。
ということで、個人的には「横幅80センチで(かなり窮屈だが)最低ライン」としています。少しでもゆったり感が欲しかったり、モニターを2個以上設置するのならば100センチが最低ラインと考えて良いでしょう。
デュアルモニター環境でゆとりを感じるなら115センチ
以下は私の今の環境です。
- メインモニター:32インチ
- サブモニター:24インチ
- メインモニターを中央からやや右よりで正面に配置、サブモニターを左側で内側に傾けて配置
この状態で視界の中に両モニターの画面がちょうど収まる感じです。メインモニターと目との直線距離は73センチくらいですかね。
この環境でデスク天板の横幅は「116センチ」になっています。概ね115センチの横幅があれば、大抵の人が満足できる環境になりそうです。
ただし、トリプルモニター環境にしたり32インチ以上のモニターを横に並べるのだであれば120~140センチクラスが必要になります。
ちなみに、27インチモニターを横に3枚並べるならば140センチが目安です。奥行きは最低60センチ、できれば70センチ以上を確保しましょう。
70センチを超えると、モニターと目の直線距離が十分に確保しやすく、なおかつ手元のスペースにも余裕が生まれます。キーボードの手前にアームレストを置いても狭くなりません。
省スペースと作業スペースを確保するならL字型
ただし、横幅120~140センチの空間を確保できない人も珍しくないため、必要に応じてL字型デスクも検討してみましょう。
L字型は自分を囲むようにデバイスを配置できるため、純粋な横幅よりも作業スペースを大きくできます。
一度L字に慣れてしまうとフラット型に戻れないという人もいるくらいですからね。モニター間の視点移動=体の向きを変える、ことになるため慣れも必要ですし全てのゲームに向くとは限りませんが…。
基本的にサブモニターは動画垂れ流しかブラウジング、という人であればL字でも何ら問題ないでしょう。ただし、その場合でも最も長い幅が80センチ程度になるようなデスクを選ぶべきかと思います。
ということで通常のデスクならば「横幅115~140センチが目安」ということを頭に入れておいてください。もちろん、室内のスペースが許すのであればこれ以上のサイズでも何ら問題ないでしょうね。ゲーミングPC用デスクに関しては「大きさが正義」ですから。