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ゲーミングPCのセットアップを行う時、意外に困るのがキーボードの置き場所ではないでしょうか。キーボードは画面から遠すぎず近すぎず、絶妙な場所に設置できなければ一気に使いにくくなってしまいます。
このようなキーボードの置き場所にまつわる問題を即座に解決する方法として「プロジェクションキーボード」があるのです。一体どのような技術なのでしょうか。
プロジェクションキーボードとは?
プロジェクションキーボードは、簡単に言えば「平面の場所にキー配置を投影し、投影した絵柄をキーボードとして認識する技術」のことです。
これを使えば、単なる机の天板もキーボードに早変わりします。投影されたキーボードのキーを打つと、センサーが位置情報を感知し、キー情報を入力してくれるわけですね。
何とも近未来的な技術だとは思いませんか?キーボードは意外にかさばるデバイスで、小型化や折り畳みが難しいという難点があります。しかしプロジェクションキーボードでは、小型のレーザー投影機さえ持ち運べば良いため、キーボードの物理的な課題を瞬時に解決してくれます。
プロジェクションキーボードのメリットとデメリット
このように利便性の塊であるプロジェクションキーボードも、メリットとデメリットがあります。簡単に整理してみましょう。
メリット
- プロジェクター本体が小型で、通常のキーボードよりも携帯性に優れる
- センサーの反応が意外と良好である
- 物理的な反応が無いため、慣れるまでに時間がかかる
- ブラインドタッチがしにくい
- プロジェクターのバッテリー切れで使えなくなる
- 価格がやや高い(6000円~13000円程度)
デメリット
個人的には「キーボードの故障時に役立った」という経験があります。スマートフォンやタブレット用に、プロジェクションキーボードを1台購入していたのですが、普段はほとんど使いませんでした。
しかし、あるときデスクトップPCのキーボードが壊れ、USB端子も認識しないという事態が起こったのです。このとき、Bluetooth接続のバーチャルキーボードを試したところ、見事認識し、事なきを得ました。
緊急用の入力デバイスとしても活躍するため、1台かっておいても損はない気がします。
マウス、スピーカーも兼ねるプロジェクションキーボード
最近のプロジェクションキーボードは、マウス機能やスピーカー機能も搭載しており、「1台で入出力の大半を賄える」という優れものが多いです。キーボード単体としては割高でも、3つのデバイスを兼用できるとあれば、コストパフォーマンスは一気に上がります。
ゲーミングノートPCやゲーミングスマホのお供として、是非活用してみてください。