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最近はPCパーツ全体の省電力化の影響なのか、1000Wを超えるようなビックサイズ電源が少なくなりました。
しかしCPUのマルチコア化やGPU開発競争の再燃で、大容量電源の需要は確実にあると感じています。今回紹介するのは、容量1000W超で変換効率が最高クラスの電源です。
SilverStoneから発売された1000W超でTitaniumな電源
PC電源やケースの老舗メーカー「SilverStone」から、最大変換効率が94%という高品質かつ、1000W以上の容量を持つ電源がリリースされました。
リリースされたのは以下3モデル。
- SST-ST1100-TI(1100Wモデル)
- SST-ST1300-TI(1300Wモデル)
- SST-ST1500-TI(1500Wモデル)
これだけ大容量の電源が一度に3モデル発売されたのは、久しぶりのような気がします。
また、容量だけならそれほど驚かないのですが(それでも1500Wは驚愕ですが…)、80PLUS認証の最上位グレード「Titanium」であることが大きなポイントです。
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高品質だけに価格も高い!
この3モデルですが、すべてのコンデンサが日本製で、7日間の連続出力に対応。モジュラーケーブル設計でケーブルはすべて取り外し可能な上に、フラットケーブル採用のためケース内の取り回しが大変楽になります。
また、ハイエンドグラフィックボードを複数台稼働させることが可能な、大出力かつシングル出力の+12V系統も要注目。
+12V系統の最大電流は、3モデルのうち最小のSST-ST1100-TI(1100Wモデル)ですら「92A」と超強力。SLIやCrossFireにも余裕で対応できそうですね。
ただし、問題は価格です。価格を列挙すると…
- SST-ST1100-TI(1100Wモデル)…実売価格45000円前後
- SST-ST1300-TI(1300Wモデル)…実売価格53000円前後
- SST-ST1500-TI(1500Wモデル)…実売価格61000円前後
と、かなり高額な部類。スペックを考えれば決して割高とは思いませんが、他のパーツとのバランスを考えると、ハイエンド環境限定の電源といえそうですね。
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今回紹介したSilverStoneの大容量高品質電源は、大手BTOパソコンショップで取り扱い中です。ドスパラ、アーク、ツクモなど、比較的手に入りやすい環境にありますので、電源の入れ替えを検討していた方はチャンスかもしれません。
このクラスの高品質電源は確保が難しいため、要チェックですよ。