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AMDのハイエンド向けCPU「Ryzen Threadripper」が2017年8月10日に発売となり、CPUの覇権をとってしまいそうな勢いです。
しかし、その陰でAMD製BTOパソコンが買い時を迎えていることをご存じでしょうか。今回はBTOショップ各社の動きから、Ryzenモデルの状況をお伝えします。
パソコン工房でRyzen搭載のBTOパソコンセール中
Ryzen Threadripperの登場で、それ以前にリリースされていた通常のRyzenシリーズが搭載されたBTOパソコンが値下がりしています。
例えば、パソコン工房ではRyzenシリーズが搭載されてたBTOモデルを最大12000円引きで販売するキャンペーンを実施中です。
2017年9月1日までのキャンペーンですが、これはRyzenシリーズのみならずAPU搭載のモデルにも適用されます。
特に「STYLE-M0B3-R6-RNJ」などは、Ryzen 5 1600(6コア12スレッド)搭載でメモリ8GB、GTX1060、500W電源(80PLUS SILVER認証)という組み合わせで税別94980円。
メモリ8GBを一枚追加しても、10万円強です。10万円を切る価格で十分な性能をもったゲーミングPCが手に入るため、これはお得といえます。
パソコン工房では、最近特にAMD製CPU・GPUを搭載したBTOパソコンに注力しており、最新のRyzen Threadripper搭載BTOパソコンやRADEON RX Vega搭載モデルも8月24日に同時発売。
AMD製パーツを使ったBTOパソコンを狙っている方は、パソコン工房の動きに注目しておく必要がありそうです。
ツクモでは限定100台でRyzen7への無償アップグレードも
一方、ツクモでもRyzen5搭載のBTOパソコンを、Ryzen7へ無償アップグレードする特典を設けています。
限定100台ながら、「G-GEAR GA7A-B92/T」の購入で受けられるこの特典は、かなりお得です。
無償アップグレードを受ければ、Ryzen 7 1700(8コア16スレッド)、GTX 1060(3GB)、240GB SSD、550W 80PLUS BRONZE認証電源という組み合わせで112800円(税別)。
もともと搭載されているRyzen 5 1600と無償アップグレード特典のRyzen 7 1700では、価格差が1万円以上ありますからね。全体的なバランスも良く、どんなゲームでも高設定でプレイできる優秀なマシンが安く手に入ります。
新世代発売時はセールを見逃すな!
RyzenシリーズとRyzen Threadripperシリーズは、CPUソケットもチップセットも変わっているうえ、コア数もまるで異なりますからほとんど別物の製品です。
それでも新世代のパーツがリリースされると、こういったセールが行われます。Ryzen Threadripperが優秀な製品ということもありますが、従来のRyzen世代もまだまだ現役。
しかもGTX1060搭載BTOパソコンが値下がりしていることから、オールラウンドに活躍できるマシンを手に入れるチャンスです。
リーズナブルになったRyzenマシンを狙ってみてはいかがでしょうか。