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バッテリー消耗の激しさは、ゲーミングノートPCの弱点のひとつです。ハイエンドパーツを搭載しているがゆえに、バッテリーはあくまでも非常用を割り切る方も多いのです。
しかし、電源に接続して充電しているにもかかわらず、バッテリーが減り続ける現象が起こると非常に不安になりますよね。一体、バッテリーが減り続けたらどう対処すればよいのでしょうか。
充電中なのにバッテリーが減る原因
ゲーミングPCのように電力の消費が激しいデバイスでは、バッテリーの充電表示が狂うことがあります。単なる充電表示の不具合ならば、一度放電してから再充電すると、なおる場合がほとんどです。
しかし、それでも不具合が治らずにバッテリーが減り続けるとしたら…。考えられる原因は以下の3つでしょう。
- バッテリー自体が故障、もしくは劣化している
- PCに接続している部分(コネクタ)が何らかの異常を起こしている
- ACアダプタの故障・不良
このうち、最も多いのが1です。バッテリーは消耗品ですし、常時コンセントにつなぎっぱなしでは劣化も早まります。ゲーミングPCに搭載されているバッテリーは、専用設計であることが多いものの、熱による劣化は止められません。
また、2や3は物理的な故障のため、部分的に交換して様子を見るのが良いでしょう。仮に2と3に対処して変化がなければ、いよいよバッテリー本体の問題、ということになります。
電源接続時はバッテリーを外す
このようにバッテリーの故障を招く原因は、ほとんどが「熱」と「過度の充放電」です。この2つでバッテリーはいとも簡単に壊れてしまうのです。しかし、ゲーミングノートPCは熱処理が難しく、どうしても熱の影響は受けてしまいます。したがって、充放電だけでもしっかりと管理しましょう。
一般的に「8割充電、月イチ放電」がバッテリーを長持ちさせる秘訣です。充電時は満タンにせず、設定や取り外しなどで80%程度を保つようにしましょう。また、月に1回は放電させ、バッテリーをリフレッシュさせることも大切です。
こういった管理をこまめに行っていれば、充電し続けているのにバッテリーが減る、といった不具合を防止できます。
大容量モバイルバッテリーの併用も視野に
ゲーミングノートPCは熱の影響で、予備バッテリーを用意してもすぐに劣化してしまうかもしれません。そこで大容量のモバイルバッテリーを購入し、非常時の予備電源にしてみましょう。
ゲーミングノートPCの消費電力に対応できるモデルとしては、リンクスインターナショナルの「AC-54K」がおすすめです。53600mAhの大容量に加え、最大出力250Wというパワフルさが売り。1.4kgの重量と3万円近い価格がネックですが、移動可能な電源としては非常に優秀です。
ゲーミングノートPCのバッテリーに不安があるときは、こういった外部バッテリーも活用していきましょう。