省スペースと拡張性を両立したパソコン工房のコンパクトデスクトップ

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PCパーツの高性能化に伴い、小型高性能なデスクトップPCが増えています。もはやゲーミングPCも「性能=大きさ」とは言えない時代です。

一昔前のATXサイズに匹敵する性能を持ったコンパクトモデルが沢山あります。今回は、大手BTOショップの一角「パソコン工房」のモデルから、省スペースと拡張性を両立させている優秀なBTOパソコンを紹介します。

小型でも拡張性を確保!

パソコン工房では、小型でも拡張性を確保できるコンパクトデスクトップPCを販売しています。筐体のサイズは横幅22.4センチ、高さ27.3センチ、奥行き35.7センチです。一般的なミドルタワーサイズと比較したとき、高さと奥行きが約6割~7割程度になっています。

一方、横幅はそれほど縮小されていないため、「ミドルタワーケースの上半分をばっさり切り落とした」ような姿だとイメージしてください。

具体的には、以下のようなモデルが存在します。

STYLE-CAB6-i5-UHS

OS Windows10 home 64bit
CPU Core i5 8500(6コア6スレッド、3~4.1GHz動作、TDP65W)
マザーボード Intel B360 Expressチップセット搭載
メモリ 8GB ×1(PC4-21300)
GPU CPU内蔵(UHD Graphics 630)
ストレージ SSD 240GB(SATA接続)
電源 600W 80PLUS BRONZE認証

SOLUTION-CAB6-i3-UHS

OS Windows10 home 64bit
CPU Core i3 8100(4コア4スレッド、3.6GHz動作、TDP65W)
マザーボード Intel B360 Expressチップセット搭載
メモリ 4GB ×1(PC4-19200)
GPU CPU内蔵(UHD Graphics 630)
ストレージ SSD 240GB(SATA接続)
電源 600W 80PLUS BRONZE認証

両モデルとも「600W電源」を搭載している点に注目です。この構成であれば、通常は350~400W電源が搭載されることを考えると、明らかに電源容量が大きいですね。後々の拡張性を考慮したモデルであることの証拠です。

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水冷対応にワイヤレス給電、リファレンスサイズGPUも搭載可能

また、奥行きが35センチ以上あるため、意外と内部のスペースが広いこともポイントです。一般的なミドルレンジクラスのGPUであれば、ショート基盤タイプでなくとも、搭載可能です。

さらに天板部分にワイヤレス給電ステーションを搭載しており、スマホやモバイルバッテリーの「置くだけ充電」にも対応。水冷クーラーの取り付けにも対応していることから、本格的なゲーミングPCに進化するポテンシャルも秘めています。

個人的には、Core i5 8500搭載モデル(STYLE-CAB6-i5-UHS)に注目しています。CPUは万能型のミドルレンジかつ物理6コアモデルで、よほど重量級のゲームでない限り、性能不足を感じることはありません。

これにメモリ8GB(+6500円程度)を追加し、GPUにGTX1660Ti(+34000円程度)かGTX1660(+29000円程度)を搭載すれば、立派なゲーミングPCになります。

本体価格が81000円ですから、トータルで12万円前後かければ、万能型のミドルレンジゲーミングPCが完成するというわけです。しかも省スペース仕様。決して高くはないでしょう。

カスタマイズ前提なら優秀な素材

このように、パソコン工房のコンパクトデスクトップは、メモリとGPUを追加することで優秀なゲーミングPCに変貌します。

ハイエンドGPUにも耐えうる電源容量と、見かけよりも広い内部スペースが魅力ですね。コスパに優れた万能型ミドルレンジPCを探している方は、ぜひ検討してみてください。

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