第3世代Ryzen+X570チップセット+PCIe4.0が最強の組み合わせに?

※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

AMDの第3世代Ryzenと「X570チップセット」の登場によって、早くもPCI Express4.0の時代がやってきました。特に、インターフェースがボトルネックになっていたSSDは、PCI Express4.0の恩恵が大きいでしょう。

今後、PCI Express4.0が使用できる環境は、ゲーミングPCユーザーにとって最適なアップグレードパスになる可能性があります。

PCI Express4.0でどの程度速くなるのか?

冒頭でも少し触れたように、SSDの読み書き速度は、PCIe3.0の規格がボトルネックになり、頭打ちになっていました。M.2接続のNVMe SSDが登場したものの、それでもSSDの「本来の力」を引き出すにはまだまだ足りなかったわけです。

これがPCIe4.0に変わることで、どの程度進化するのかを整理しておきましょう。

下記は、2018年5月に発売されたWestern DigitalのハイエンドSSD「WD Black NVMe SSD」と、2019年8月に発表されたPCIe 4.0対応SSDの比較です。

WD Black NVMe SSD(500GBモデル)

・シーケシャルリード…3400MB/sec
・シーケンシャルライト…2500MB/sec

PCIe 4.0対応SSD

・シーケシャルリード…4950MB/sec
・シーケンシャルライト…4250MB/sec

共に理論上の最大値であることから、実使用時は多少下がるものの、速度の目安にはなるでしょう。数字にもあらわれているように、PCIe 4.0対応SSDのほうが、リードで32%、ライトで42%ほど高速になっています。

特にライト(書き込み)の恩恵はかなり大きいようですね。数値上で3割以上の読み書き速度向上があれば、十分体感できるレベルだと思います。

2019年9月現在の最強SSDは?

2019年9月現在、最強催促のSSD候補となるのが、PCIe4.0対応のCFD「PG3VNF」です。ピーク時の速度は5GB/secに迫るということなので、ほぼPCIe 4.0対応SSDの最大値に近い速度を誇ります。

PCIe4.0対応のコントローラICであるPhison「E16」を搭載し、PCI Express 4.0 x4に最適化されたSSDです。ラインナップは500GB、1TB、2TBモデルの3種類。ちなみに1TBモデルは以下のような性能です。

PG3VNFシリーズのスペック

・1TBモデル
・シーケシャルリード…5000MB/sec
・シーケンシャルライト…4400MB/sec
・ランダムリード…600K IOPS
・ランダムライト…500K IOPS

価格は約27000円。ストレージとしてはかなり割高ですが、これだけの速度と省スペース性(M.2タイプ)を考えれば、純粋にゲーミングPCアップグレードの目玉と考えても良いでしょう。中途半端にCPUやGPUをアップグレードするよりもメリットがあるかもしれません。

予算の折り合いさえつけば是非導入すべき

第3世代Ryzen+X570チップセット+PCIe4.0は、まさにゲーミングPCに特化した組み合わせといえます。今後、PCIe4.0はスタンダードとして普及していくでしょうから、今のうちに導入しておいても損はないはずです。

ただ、CPU・マザーボード・ストレージを全て入れ替える必要があるため、BTOパソコンを購入してしまったほうが良いかもしれませんね。自作となると、かなり手間がかかる上に、パーツが中途半端に余ってしまい、割高感が増してしまいますから…