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USBメモリ並みの携帯性と内蔵ストレージ並みの転送速度を持ち合わせる「外付けSSD」が進化しています。これまでのSATA接続ベースではなく、NVMe接続のM.2 SSDを気軽に持ち運べるようになったからです。
個人的に、ゲーム用として「M.2 SSD+SSDケース」が最強のストレージソリューションかなと感じているため、そのメリットを挙げてみたいと思います。
小型化+優秀なケースで進化した外付けSSD
外付けストレージは、10年以上前から売られているPCパーツで、いわゆる「便利グッズ」としての扱いでした。
しかしM.2 SSD(NVMe)タイプと優秀な外付けSSD用ケースの登場で、ゲーム・仕事環境を手軽に持ち運べるソリューションになったな、と常々感じます。
一体どのくらい凄いかというと、ゲーミングPCレベルの読み書き速度や起動速度を、そのまま持ち運べるようになっています。
具体的には、「NVMe SSD + USB 3.1 Gen2ケース」の組合せですね。この組み合わせだと、最大10Gbpsの転送速度と、1TBクラスの容量が、手のひらサイズで持ち運べてしまいます。
現状、携帯性や使い勝手、性能をトータルで考えると、これ以上のストレージはありません。
大切なのはケース選び
この組み合わせの優秀さは、実はケースにあります。NVMe SSDは高熱を発しやすいパーツですから、冷却を意識したケース選びが大切です。
また、持ち運びで気兼ねなく使えるように「防水・防塵・耐衝撃」という要素にも対応したいところ。つまり、「良く冷えて、水分やホコリに強く、多少の衝撃でもびくともしない」ケースを探せばよいわけです。
個人的にはineoの「C2594c NVME」がおすすめですね。ヒートシンク上のハードケースで、IP6/6レベルの防塵・防水に対応しており、耐衝撃性も米国国防総省規格をクリアしています。(MIL-STD 810)
サイズは長さ12センチ、幅6センチ、厚み2センチ程度ですから、シリコンケースを装着した5インチサイズのスマートフォンよりも小型です。つまり、携帯性は一切落ちずに、超高速大容量のストレージを持ち運べることになります。
しっかりとした幅広のアルミヒートシンク構造が放熱を促すため、SSDの熱による劣化対策は万全ですね。夏場の持ち運びでも何ら問題ありません。
大切なのは環境が変わってもストレスは増えない
NVMe SSD + USB 3.1 Gen2ケースという組み合わせなら、使用環境が変わっても高速なデータ読み書き・起動が可能なため、ストレスが溜まりません。
接続先がUSB 3.1 Gen2に対応している必要がありますが、これは余程古いPCでなければ、この先は問題ないでしょう。
防水、防塵、耐衝撃、放熱を兼ね備えたNVMe SSD用ケースは、4~5000円程度が相場です。ケースとしてはやや高めなのですが、値段以上のメリットがあるため、本当におすすめですね。