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PCの買換えを何度か経験すると、古いPCが余ってしまうことがあります。下取りや売却でも良いのですが、長年苦楽を共にしたPCだけに、何か有効活用したいと考える方も多いでしょう。
私もその一人です。そこで、余ったゲーミングPCの用途についていくつか紹介します。
Androidエミュレート機
私が個人的に最も推すのがこの方法です。NOXやBlueStacksなど、Androidエミュレーターをインストールして「疑似スマホ環境」を簡単に構築できます。
スマートフォンはどんどん値段が上がっていますが、古いPCなら投資額はゼロですからね。スマホゲーをPCでプレイすると、操作性や効率があがるケースは多く、複数アカウント運用も簡単にできてしまいます。
2020年時点で5~10万円ほどするスマートフォンと大差ない滑らかさで、大きな画面で、動画や音楽を楽しみながらプレイできるのは非常にありがたいものです。
無料OSをインストールしてブラウジング専用機に
古いPCはOSも古いことがおおく、特にサポート期限を迎えるWindows7であれば、10環境への移行を検討しなくてはなりません。
サポート期限を過ぎたOSの使用は、セキュリティ面から非常にハイリスクになるからです。OSのサポート期限が到来する時期になると、旧OSのセキュリティホールを突いた攻撃者が必ずあらわれますからね。かといって、ネットに接続しないのではPCの利便性は失われてしまいます。
そこで、UbutuやChromium OSといった無料OSをクリーンインストールし、動画やブラウジングの専用機にするという方法を検討してみましょう。
これら無料OSならば、安全かつ快適にインターネットへ接続できます。どちらもLinuxがベースですから、動作はかなり軽いです。
ストレージやエンコード専用機
重要なデータのバックアップやエンコード作業専用機など、インターネット接続が不要な用途に限定した使い方もおすすめです。
特にエンコード専用機は、一旦開始すれば放置状態でタスクが進むため、速度は遅くてもなかなか便利です。
分解して保守物品にする
そもそも場所がもったいない、少しでもお金に換えたいという場合は売却一択です。しかし、分解してしっかり保管しておけば、緊急用の保守物品として使える場合も多々あります。
特に電源ですね。電源は故障さえしていなければ、「とりあえずマシンを動かす」ことはできるため、色々と便利です。他にも「ケース」「ファン」などは月日が経過しても使えることがほとんどですから、保守用物品として大変重宝します。
このように、「年月が経過しても規格や性能が変わらない部分」を取り出して、緊急用の部品としてストックしておくのも良いでしょう。
また、CPUやGPU、マザーボードなどは旧型でもそれなりに中古需要がありますから、思い切って売却したほうが良いかもしれません。