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パックパックPCという言葉を聞いたことがありますか?その名の通り、「背負うタイプのPC」です。このバックパックPC、VRの出現とともに注目され始めています。
一体どんなメリットがあるのでしょうか。
バックパックPCの魅力とは?
ハイスペック環境をそのまま持ち運べる
バックパックPCは、背負うことができるように工夫されているものの、特に小型化されているわけではありません。
むしろ大きさとしては最近のゲーミングノートPCよりも圧倒的に大型ですし、普通にかさばります。しかし、それを「背負う」ことで体と一体化し、モバイル性として昇華させているわけです。
あらゆるパーツが省電力化されている中でも、依然としてPCの性能は「大きさ依存」な部分があります。グラフィックボードも相変わらず高性能=大型ですし、マザーボードだって面積が大きいほうが多機能です。
そのため、特に小型化されていないバックパックPCは、ハイスペックな環境を移動させられるというメリットがあるわけです。
VRゴーグルとの接続でモニターの問題も解決
バックパックPCは、モニターの代わりにVRゴーグルを使用することで、スペースや移動性の問題を解決しています。
VR対応のハイスペックなグラフィックボードを搭載できるバックパックPCは、VRゴーグルと相性が良いわけですね。
出先ではVRゴーグルと組み合わせて使いながら、宿泊先や家ではモニターに接続する、というスタイルが定着しそうです。
ただし、問題となるのはやはり「見た目」です。
バックパックPCは見た目に難あり?
現時点で最も実用的なバックパックPCが、ドスパラの「VR WEAR」「VR WEAR HG」です。価格は20~30万円程度。セールで激安になっていることもあります。
スペックはCore i7 6700HQかCore i7-7820HK搭載で、メモリは16GB、GTX1070とミドルレンジ以上のスペックを誇ります。
頑張ればリュックに見えないこともない…のですが、やはりどこか「PCを背負ってる感」が出てしまいますね。表面を何かで覆ってみるにしても、排気口をふさいでしまうため、なかなか難しそうです。
しかし、この見た目さえなんとか克服できれば、実用性は非常に高いPCといえるでしょう。自宅のメインマシンに劣らない環境を自由に持ち運べるのは、大きなメリットです。
ゲームPCバンクというサイトのVR WEAR HGのレビューを見たところ意外と軽量でハイスペックなので、VR用としてだけでなく普通のデスクトップとしても使えそうで「あ、これは買ってみたい」と思いました。