PCが突然死!原因はどこにある?

自作PCやBTOパソコンを扱っていて最も困る事象のひとつが「突然死」です。何の前触れもなくPCが動かなくなると、生活に支障をきたしてしまいますよね。

そこでPCが突然死する原因や対策について知っておく必要があります。障害発生時の原因特定は、初心者の壁になりがちですから、しっかりと知識をつけておきましょう。

PCが突然死する主な原因5つ

PCの突然死は概ね5つの理由で発生するといえます。これは自作歴10年以上になる私の個人的な見解ですが、経験上この5つのどれかに当てはまることが大半でした。

1.電源の故障

私は「突然死といえば電源」というくらい、電源の故障を経験しました。特に80PLUS認証がない格安の電源は、粗悪な部品を使っている事が多かったのです。

最近は粗悪な電源を見かけることは少なくなったものの、「突然電源が落ちた」「昨日まで動いていたのに電源が入らない」といった症状では、まっさきに電源を疑います。

電源が故障していると、やや焦げ臭いにおいがすることが多いですね。また、停電や過電流がきっかけとなって故障してしまうケースもあります。

2.マザーボードの故障

マザーボードは「突然死」というよりは、段々挙動が不安定になった結果、起動しなくなることが多いというイメージです。

しかし、コンデンサが破裂したり、液漏れを起こしていたりすると電源が入らなくなります。特に熱処理がうまくいっておらず、PC内部が高温になるとコンデンサの不具合が発生しやすいです。

電源スイッチを押しても無反応、もしくは一瞬起動するがすぐに電源が落ちてしまう場合、マザーボードを疑ってみましょう。

3.メモリの故障

メモリの故障による突然死は、「フリーズ」や「ブルーバック」と共に引き起こされることが多いです。

ブルーバック(ブルースクリーン)が表示されれば原因は特定しやすいのですが、突然のフリーズ(ハード・ハング)だとOSのログにもろくな出力が無く、原因がわからないことも多いです。

フリーズやブルーバックが発生したら、まずはmemtestやPrime95といったフリーソフトで負荷をかけてみましょう。

また、こういったツールで不具合が確認できなくても、メモリを1枚ずつ抜き差しして、メモリスロットも移動させながら動かしてみてください。

メモリ本体が故障しているのか、メモリスロットの不具合(=マザーボードの不具合)なのかを判別することができます。

4.CPUの故障

意外と見落としがちなのが、CPUです。というのもCPUはそれほど故障が多いパーツではなく、交換時に破損させなければ半永久的に動作します。

しかし、「電源投入後、CPUファンが一瞬回転して、すぐに電源が落ちる」といった挙動が確認されたなら、CPUを疑ってみてください。

CPUの故障は見た目では判断できませんからね。

5.ストレージ(特にOS起動ディスク)の故障

最近はSSDが主流になり、ストレージ関連の突然死は減ったように感じます。しかしHDDが主流だった時代は、電源と並んで突然死の原因とされていました。

OSがインストールされているストレージが故障すると、復旧は用意ではありません。外付け用のアダプターを介して無理やり認識させるといった方法もありますが、徐々に悪化し、最終的にはBIOSに認識されなくなります。

出来るだけ普段からバックアップをとっておき、予備のストレージを用意しておくべきでしょう。

初心者なら延長保証や保証パックを活用すべき!

このように突然死は、どこからどんなタイミングでやってくるかわかりません。2年、3年と使い込んでいくうちに、突然その日が来るのです。初めて買ったPCが突然死に見舞われると、原因究明に時間がかかり、ゲームや仕事ができなくなってしまいます。

BTOショップが提供している延長保証や保証パックをうまく活用して、突然死に対応していきましょう。ドスパラのセーフティーサービスのように、代替機を用意してくれることもありますよ。転ばぬ先の杖だと考えて、加入しても良いでしょう。