「○○推奨ゲーミングPC」は高いのか安いのか

BTOパソコンを選んでいると「○○推奨ゲーミングPC」という特定のタイトルにフォーカスしたPCを見かけますよね。

この○○の部分には、フォートナイトやPUBGなどメジャータイトルが入るわけですが、どういった点が「推奨」なのかを具体的に答えられる人は少ないイメージです。

また、価格的に高いのか安いのか、判断がつきにくいものです。そこで、推奨系のゲーミングPCのコスパを分析してみたいと思います。

推奨モデルは思ったよりも高くない?コスパを分析

「○○推奨ゲーミングPC」の具体例として、今回はドスパラの「ファイナルファンタジー XIV 推奨パソコン GALLERIA XA7C-R36T」を取り上げたいと思います。

GALLERIA XA7C-R36Tのスペックは次のとおりです。

OS:Windows 10 Home
CPU:Core i7-11700(2.50~4.90GHz/8コア/16スレッド)
グラフィック:GeForce RTX 3060 Ti 8GB
メモリ:16GBメモリ
ストレージ:1TB NVMe SSD + HDD 無し
電源:650W 静音電源 (80PLUS BRONZE)
価格:224,980円(税込)

次に、各パーツを単体で買い集めた場合の価格です。

OS:Windows 10 Home→メモリ16GBバンドル版で約3万円
CPU:Core i7-11700→37400円
グラフィック:GeForce RTX 3060 Ti 8GB→約88000円(2022年1月時点の最安値)
メモリ:16GBメモリ→OSとセット
ストレージ:1TB NVMe SSD→約13000円
電源:650W 静音電源 (80PLUS BRONZE)→約8000円
ケースとファンで合計1万円
総額:186400円(税込)

やはり自作のほうが3.5~4万円ほど安くなりますね。

ただ、ドスパラのPCケース(ガレリア)は最近新しくなり、見た目も機能性もかなり良くなりました。

また、組み立てる手間やエイジング、調整の労力を考えると自作との価格差はそれほど気になるレベルではありませんね。

初心者が自作すると、インストールや調整を含めて2日近くかかることもありますから。2日の労力+初期不良のリスクを4万円で回避していると思えば割安です。

正直なところ、「○○推奨ゲーミングPC」というのは、あまりPCに詳しくない人に向けた割高な商品だと思っていました。

私自身、購入したことがありませんでしたし、これからもないと思います。しかし、こうして正確に比較してみると、思ったほど割高ではないですね。十分に「買い」のレベルです。

>> ドスパラの評価・評判を徹底調査

「○○推奨ゲーミングPC」はどの点が”推奨”なのか

特定のゲームに向けてなにか特別なアプリがインストールされている、といったわけではなく、あくまでも「スペック・性能面で妥当である」ことを「推奨」としているようです。

ゲームプレイに必要なスペック・性能を正確に割り出すのはかなり難しいため、この点は便利かもしれません。

そもそもゲーミングPCは汎用化されたパーツの集合体ですから、特定のゲームのためにカスタマイズするといった行為ができません。

なので、「推奨」はあくまでも「性能面で要求水準を満たしている」「無駄にハイスペックで割高ではない」という意味を表していると言えるでしょう。

ドスパラについては、他の推奨モデルも見てみましたが、著しく割高というモデルは無いように思います。ゼロから自作すると確かに安く済みますが、作業量やリスクを考えると妥当な範囲の価格ですね。

ただし、ひとつの推奨PCの中に複数のグレードがあるため、どのグレードにするかは個人の好みです。初心者であれば、GTX1660Ti~RTX3060付近を搭載しているモデルなら、まず問題ないはずです。