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小型で高性能なデバイスが増え、「2台目」の候補が増えています。2台目とはつまり「サブPC」のことですね。今ではわざわざPCを組まずともサブPCと同じ効果を得られる時代になりました。そんな今だからこそ、最適な2台目がどんなデバイスになるのかを考えてみたいと思います。
2台目候補その1:タブレットPC
タブレットPCは、「ipad」や「Surface Pro」の進化を見ても分かる通り、どんどん性能が上がっています。また、iOSやWindowsにこだわらなければ、1万円~3万円程度で格安のタブレットを入手可能です。こちらも調べもの程度ならば十分な性能を誇ります。
私としては、予算が豊富ならば「Surface Pro」が一押しですね。この薄さと性能は素晴らしいの一言です。「ラップトップモード」「スタジオモード(ペン入力モード)」「タブレットモード」の3つから使い方を選択でき、まさに万能な2台目になり得ます。
Core m3、i5、i7といったCPUを搭載していてメモリも16GB、SSD搭載で想像以上に快適な操作ができるため、ゲーム用途以外ならこれ1台で全て賄えてしまうほどです。逆に、価格の高さが弱点ともいえます。
2台目候補その2:シングルボードPC
まだまだ一般的ではありませんが、今後のサブPC市場を担うデバイスが「シングルボードPC」です。超小型の基盤に、あらかじめCPUやメモリ、ストレージが組み込まれていて、まさに基盤1枚でPCとして動作するわけです。
小型PCの需要が高まるなか、このシングルボードPCは徐々に勢いを増していて、ドスパラからも『DG-Tinker3288』という製品がリリースされています。Windowsを動作させるのは厳しいdすが、LinuxやAndroidなら問題なく動作しますし、「手のひらサイズ」という強みがあります。また、一般のPCモニターに接続できますから、大画面環境の構築も可能です。
PCゲーマーならタブレットがやや有利か?
2018年3月時点では、PCゲーマー向けの「2台目」としてタブレットPCがやや有利といえそうです。シングルボードPCに比べると性能面で充実していること、選択肢が多いこと、タッチやペン入力に対応しているものが多いからです。
要は、片手間でも操作しやすく、ストレスを感じにくいわけですね。性能面でも、メニーコアCPUを搭載するモデルが増えており、グラフィック能力以外はデスクトップ型と遜色ないほどまで成長しています。
一方、シングルボードPCはCPUやメモリの制限からやや性能に不満が残るでしょう。しかし、今後モバイル向けCPUが進化すれば、需要は一気に伸びそうです。いずれにしても、PCは1台よりも2台あったほうが圧倒的に便利ですから、サブPCの購入は前向きに検討すべきでしょうね。
メインPCが故障したときの非常用PCや、情報収集ツールとして役立ちますよ。